大人で咳(せき)が長い間続いてしまう・・・
これは喘息の症状なのでしょうか。
食べ物による治療法とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

喘息は実は結構こわい?

2016-02-08b-2

大人の喘息でもっとも困ることは、気づかないということです。
30代や40代になってから初めて喘息を発症する人、
また、小児喘息が完全に治ったと思っていたら再発したという人はまさか自分が喘息だとは思わないので、
結果として対処が遅れてしまうことが多いのです。

喘息のきっかけとしては1番多いのが風邪なのですが風邪が治った後も
咳が長い間続くため延々と風邪薬を飲み続けることもあり、
ようやくおかしいと感じて病院に行った頃には炎症がかなり重症化しているということもあるようです。

大人の喘息も人口の4%ぐらい存在するということを頭の中にいれておき、
風邪だと思っても早めに内科へ行って診察してもらうことをおススメします。

喘息の特徴は、なんといっても咳と喘鳴(ぜいめい)です。
喘鳴は、呼吸をするたびに喉や胸の中でゼーゼーやヒューヒューといった
特徴的な音が聞こえるのですが、症状の出始めたときには聞こえない場合もあるので、
それだけで判断することはできません。

咳や痰、息切れなどで息苦しいと感じた場合でも風邪だと思い込んで見過ごされてしまうことが多いです。
喘息かどうか判断する基準としては、風邪や気管支炎による咳は
昼間も激しく咳き込むことが多いのですが喘息の場合は昼間は何もない状態と変わりないことが多いです。

喘息の咳は、夜中から明け方にかけてひどくなるので睡眠を妨げられたり
朝まで眠れなかったりする場合は、喘息の可能性を疑ったほうが良いと思います。

そして何より、そんな寝不足の日が続くと他の病気も引き起こしかねないです。
昼間は平気なので、気にせず無視して仕事に行ったりしていると
ますます炎症が悪化して重症化してしまいます。

喘息は、もし呼吸困難が起きたら、人工呼吸器による応急処置が必要なほどの重症なので、
生死にかかわるような重症に発展する前にきちんと内科へ行ってお医者さんに診てもらうようにしましょう。

喘息で悩む大人の食べ物による治療のポイント

喘息で悩む大人に効果のある食べ物とはいったいどんなものでしょうか。
当たり前のことですが、「これを食べれば、喘息の発作が起きない」というようなものは残念ながらありません。

また、アレルギーを起こす食品がには個人差があるので
自分のアレルゲンの特定は医師からちゃんと検査してもらいきちんと理解しておくようにしましょう。

喘息の食事で最も大切なことは、免疫力を落とさないということです。
たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5要素は必要不可欠なので、
全てバランスよく摂取することが大切です。

ただし、大人の場合は子どもの場合ほど新陳代謝が活発ではないので、
摂り過ぎはカロリーオーバーになる恐れがあるので、気をつけましょう。
体重が増えると、それだけ心肺機能に負担がかかってしまい、
喘息にも悪い影響を与えてしまうので食事量には注意しましょう。

また、便秘も横隔膜を圧迫するので呼吸がしずらくなる原因になるので、
食物繊維と水分をきちんと摂取して排便を毎日するようにリズムを作ることも大切です。

野菜はとても良い食材なのですが、中にはアレルゲンとなってしまうものもあるのです。
特に喘息の発作に関係するヒスタミン、コリンは茄子やホウレンソウに多く含まれますので要注意です。

油はリノール酸の摂り過ぎが厚生労働省から指摘されているので、
オレイン酸であるエキストラバージンオリーブオイルや
αリノレン酸のごま油などを調理に使うと効果があります。

オリーブオイルは加熱調理に向いていて、ごま油は酸化しやすいので
そのままドレッシングとして調理に使うことをおススメします。

おそらく喘息に悩む人は自ら避けると思うのですが、
気道に刺激を与える香辛料や食品添加物は摂取しないようにしましょう。