下腹部がぽっこりとしたようにみえる場合には、いろいろな原因があります。
その1つに内臓下垂があります。

内臓下垂ってなに?

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内臓下垂とは、お腹の中の臓器が重さの影響によって下の方へ下がってしまう状態です。
お腹の中で最も動きやすい臓器の1つが腸なのです。
そうはいっても、普通臓器はお腹の中で簡単には動きません。

それは、お腹の臓器は様々な方法で固定されているからです。
筋肉をはじめ腹膜やひもみたいな固定のするためのモノがあったり
お腹の中の脂肪も支える働きをしています。

内臓下垂は、これらが何らかの原因で固定力が弱ってしまい引き起こります。
内臓下垂が起こると、長い腸が押しつぶされた状態になります。
その結果、腸の血管も圧迫されてしまい血流が悪くなり腸が腫れてしまうことがあります。
腸が腫れてしまうと、さらに下腹部がぽっこりしてしまい
見た目が悪いだけでなく腸の本来の機能が落ちてしまい、便秘がひどくなったりします。

また、お腹のポッコリを気にしている人は痩せなければいけないと思って、
ダイエットをしたりして、内臓脂肪が減ってしまいその結果、
内臓下垂が進行してしまうこともあるのです。
ダイエットによって脂肪は減ったかもしれませんが、見た目はもっとぽっこりしてしまうのです。
ダイエットのし過ぎで拒食症になり、栄養失調になってしまうとさらにお腹が出てしまうのです。

ポッコリお腹が目立つ原因として、姿勢の悪さが挙げられます。

常に背筋を伸ばすように意識して、
それでも気づかないうちに猫背になってしまう場合は
矯正サポーターの力を借りて、姿勢を正していきましょう。

海外の難民キャンプなどで食料不足で栄養失調の子供たちが体は
痩せているのにお腹だけ膨らんでいるのを見たことが有ると思います。
このように、内臓下垂によって内臓の位置が乱れてしまい、
内臓が本来の位置にないと働きが悪くなったり、他の臓器にまで悪い影響を与えてしまいます。

その為、腸を始めとする内臓下垂はなるべく早く改善する必要があります。

内臓下垂の症状とは?

食事の後、下腹部がぽっこりとふくらみ、ガスやゲップが多く出ます。
そして、内臓下垂の人は腸が下がっているところにいつも便がたまった状態になっていて、
便秘薬を飲んでも改善されないこともあります。

また、消化不良でありながら胃酸過多という最悪の状態になってしまい、
胃炎、潰瘍を引き起こす原因になってしまいます。
そのほか、朝起きた時になんだかだるくて疲れも取れなくなり、
やる気がなくなって集中力が低下してしまいます。

特に女性の方の場合は、全身が冷え性になったり、
子宮が冷えて妊娠しにくくなってしまう恐れがあります。

胃下垂の改善方法

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STEP 1
仰向けに寝ころんで両膝をたてて、手は自然に身体の横においておき、
両膝をくっつけたまま足を左右へ倒す。

これを1セットとして、朝起きたら6セットを目安として行う。
筋肉を刺激して骨盤を締める運動で、息を吐きながら行うのがポイントです。

STEP 2
イスに座り、下腹部に軽く力を入れて両腕はひじを曲げ、胸の高さに上げる。
そして、息を吐きながらウエストを左右にひねる。
これを1セットとして、空いた時間に6セット行います。
筋肉を刺激することで、姿勢をよくします。

STEP 3
イスから50~60cm離れて軽く足を開き、背もたれをつかんで
前かがみになって下腹部をギュッと緊張させながら、お尻を左右へ強く振る。
膝は揺れに合わせて曲がっても大丈夫です。
空いている時間に30~40秒を目安に行います。

STEP 4
床に座り、膝をかかえて、背中を少し床の方に倒した状態で、
腹筋に力を入れて、少しきついと感じる体勢を10~20秒キープします。
これを20回ぐらいテレビを見ている時などの空いている時間に行います。

STEP 5
肩で体重を支えながら、両足を膝がまっすぐになるよう真上に伸ばします。

そして、自転車をこぐように左右の足を互い違いにゆっくりと30回ぐらい回転させます。
次に足先を頭の方へ倒し、そのままの状態で腹筋に力を入れて10秒間キープします。
肩を支点にするよう逆立ちした状態で行います。