ニキビはお肌にとって一番嫌な天敵ですよね。
黄ニキビ、黒ニキビなど様々な種類がありますが、
今回は白ニキビについて紹介します。
アゴにできた白ニキビ…早く綺麗に直す方法を調べていきましょう!
白ニキビとは?
ふと鏡を見て気が付いたら、肌にポツポツとできてしまっている白いニキビ。
あごにできるニキビは、白ニキビの典型的なものなのです。
ニキビには白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビなどさまざまな種類があり、
それぞれで見た目も原因も違ってくるのです。
この中でも白ニキビは、大きさは直径1~3ミリぐらいで蓄積された古い角質が
毛穴に詰まっている状態のニキビのことです。
皮脂がきちんと排泄されずに、毛穴が大きくなって皮膚がふくらんでしまうものなのです。
角質で毛穴に詰まって表面がふさがってしまっていることから
白ニキビは、閉鎖面皰(へいさめんほう)とも言われています。
赤ニキビと比べて炎症を起こしていないのが特徴です。
白ニキビの原因
白ニキビは、毛穴がふさがってしまい皮脂が外に出られなくなった状態なのです。
毛穴の表面をふせいでいるのは、必ずしも角質だけではなく、
シャンプーやリンスなど洗い流し切れなかったものや落とし切れなかったファンデーション、
チリやほこりなども詰まることがあるのです。
これらのものが毛穴に詰まることによって、白ニキビができてしまうのです。
また、皮脂が過剰に分泌されることでも、毛穴がふさがりやすくなります。
皮脂が過剰に分泌される要因としては、食事の栄養バランスの偏りや不規則な生活習慣、
ストレスなどでホルモンのバランスが乱れてしまうことなどがあります。
さらに、肌が乾燥することでも、皮脂の分泌する量は増えることはよく知られています。
女性の場合、この他にも月経前に皮脂の分泌量が増えるときがあるのです。
これは、月経前になると黄体ホルモンが卵胞ホルモンの分泌よりも
優位になることが原因だといわれており、
月経前に白ニキビができやすくなるのは、こうした理由があるのです。
白ニキビについてはこちらの記事もご参考に♪
もし白にきびが悪化してしまうと??
白にきびは、にきびの初期段階です。
この白にきびが悪化してしまうと、黒にきびへと変化します。
黒にきびとは、ふさがれていた毛穴の入り口が皮脂の蓄積が増えたことによって
外へ押し出された状態になり、入り口の部分が開いてしまい
顔を出した皮脂部分が酸化することで黒く変色したにきびのことです。
黒にきびはさらに悪化すると赤く炎症を起こした赤にきび、
膿をもった黄にきびへとひどくなって恐れがあるのです。
赤にきびや黄にきびになってしまった場合、にきび跡やにきび痕になるリスクも高まり、
ずっと凸凹肌に悩んでしまうとても深刻なことになるのです。
ですから、できるだけ白にきびや黒にきびのときに治すような早めの対策が必要なのです。
白ニキビの治し方
白にきびの治し方(基本)
白にきびを治すためには、いろいろな方法があります。
しかしながら白にきびは、にきびの中でも初期段階の症状のため、
あまり神経質になって治す必要はなく、洗顔やスキンケア、食生活、
睡眠、休養などを意識して見直すことで治ることのほうが多いのです。
白にきびの治し方の基本としては、肌の代謝力を高めターンオーバーを正常な状態にすることで、
いつも新しい肌でいること、さらにいつもの洗顔や会社などから
帰宅したときのクレンジングを きちんと行うことなどがとても重要なポイントになります。
症状がひどい場合は洗顔料もニキビケア専用のものに
変えてみると良いでしょう。
もちろん、皮脂の過剰な分泌を抑えるための食生活や質の良い睡眠などによる
ホルモンのバランスを整えることは必要不可欠です。
白にきびの治し方(専門)
白にきびに関しては、日常生活の見直しと正しい洗顔やスキンケアなどで
ほとんどの場合改善されることが多いのですが、生まれもった脂性肌により
にきびの悪化が早いなどの特別な事情がある場合は、皮膚科などの専門機関で
きちんと診察を受けて ピーリングなどの高度医療を受けることも良いと思います。
高度医療の種類として、ケミカルピーリング治療、イオン導入治療、
レーザーフェイシャル治療、 IPL治療、フォトRF治療、圧出治療などがあります。
これらはすべて肌のターンオーバーを正常な状態にし、皮脂の分泌量を抑えるので、
にきびを治すためにはとても効果があります。