今や自動販売機やコンビニでいつでもペットボトル飲料ですが、
その気軽に買えるというのが原因となり、
気づかぬうちにペットボトル症候群になってしまうこともあるのです。
しかも、糖尿病を引き起こす原因になるとも言われているので気をつけなければいけません。

この聞き慣れないペットボトル症候群とは一体なんなのか、
どういった症状なのか、見分け方や予防法などについてご説明していきます。

ペットボトル症候群とは?

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ペットボトル症候群とは、清涼飲料水を飲み過ぎた場合
糖質の摂りすぎより体内の血糖濃度が上がります。

血糖濃度が上がるとインスリンが糖質からエネルギーを生成するのが追いつかなくなり
代わりに脂肪をエネルギーとすることになります。
脂肪をエネルギーにする場合、ケトン体と言うものが体内で生成されるのですが
このケトン体が増えすぎるとケトン症になり、その状態をペットボトル症候群といいます。

「糖質を摂りすぎることで、なんで脂肪燃焼によるケトン症が発症するの?」と思う方も多いと思います。
簡単に言えば、清涼飲料水を飲むことで糖尿病の状態が悪化してしまうのです。
糖尿病の状態の悪化と書きましたが、ペットボトル症候群は糖尿病の方、
あるいは糖尿病とは言えないがインスリンの働きが低くなっている軽い糖尿病の方に発症することが多いみたいです。

そもそも、インスリンの働きが低下しているのが糖尿病の1つの特徴です。
糖尿病予備軍と言われている状態の人は、日本で年々増えている傾向にありますが、
このようないわゆる軽い糖尿病の方でも清涼飲料水の飲みすぎによってペットボトル症候群になる方がおり、
たとえ体型が細い方であっても発症することがあります。

特に、運動をして体を動かす10代をはじめ、20代、30代に発症することが多いので注意が必要です。
またペットボトル症候群は男性に多い病気ですが、これは女性よりも
男性のほうが人前で飲み物をがぶ飲みするのに抵抗がない方が多いからだとも言われています。

ペットボトル症候群のチェック方法

  • 清涼飲料水(砂糖の入ったコーヒーやスポーツドリンクなど)を1日1ℓ以上飲む
  • いつも喉が乾いている
  • トイレに行く回数が多い
  • 体が重く、だるい 以上の症状はペットボトル症候群の症状でもあります。

水やお茶以外の飲み物にはほとんど糖質が入っています。
500mlで約50gぐらい入っているので、糖質としてはかなりの量です。
また、スポーツドリンクにも500mlで約25gぐらいの糖質が入っています。
ペットボトル症候群にならないためにも、飲み物の成分表示は確認する癖をつけましょう。

なお、カフェインには利尿作用がありますので、体内の水分が不足しがちな
暑い夏にコーヒーや緑茶、コーラなどを飲み過ぎるのはあまりよくありません。

また、熱中症対策としてスポーツドリンクを多く飲む方も多いようですが、
市販されているスポーツドリンクは糖分が多く含まれています。
1日の摂取カロリーが2000キロカロリー必要な男性の場合、
そのうちの60%くらいは糖質でまかなうことが良いとされています。

つまり、1200キロカロリーです。
糖質は1gが約4キロカロリーとなるので、男性の場合1日に必要とされる糖質の量は300gになります。
砂糖は体内でそのほとんどがブドウ糖に変わることを考えると、
スポーツドリンク1リットルを飲むと、1日の糖質摂取量の1/6も摂取してしまうことになります。
これがソフトドリンクだったとすると1リットルで1/3の摂取です。
500mlのペットボトルなら1日に2本以上飲む方も多くいると思います。
そう言った方は注意が必要です。

熱中症や脱水症状の対策として飲むのであれば
経口補水液がオススメです。

スポーツドリンクの3倍程、失われた水分や栄養素の吸収率が高いのです。
飲む点滴と言われていますから風邪の場合にも効果的です。

ペットボトル症候群の予防方法

ペットボトル症候群にならないための予防方法としては、
ずばりソフトドリンクを飲む量を減らせば良いのです。
代わりに、水やお茶を飲むようにすればいいのです。

またスポーツドリンクも4倍程度に薄めて飲めば大丈夫です。
最近の清涼飲料水はカロリー表示や成分表示もきちんとされているので、
毎回確認するようにすればペットボトル症候群に対しての意識も高まり、
予防にはとても効果があると思います。