熱中症の症状である熱射病と生あくびの関係とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

熱中症とは?

2016-01-23b-2

近年では、日常的に地球の温暖化が問題視されています。
夏場の最高気温が毎年更新されてしまうほどの勢いの中、
この気候と向き合って生活していかなければならない状態です。

このような気候のときは、室内外問わず気をつけなくてはいけない症状が熱中症なのです。
気温が高いときや加えて湿度も高い時などは、注意しなくてはいけません。
なぜならこの症状は命に関わってくる場合もあり、特に乳幼児やお年寄りは重症化しやすいからです。
初期症状としては、汗を大量にかき、頭痛や立ちくらみ、生あくびが出ます。
そのままの状態で放置しておくと、体温が39~40度以上にもなり、意識を失ってしまう恐れもあります。

熱中症の種類

熱中症は4つの症状に分けられます。

熱けいれん
汗を大量にかいて血液中の塩分濃度が上がっている時に水分だけ摂取すると、
血中の塩分濃度が下がってしまいけいれんが起こります。

熱疲労
汗をかくことで脱水状態になり、めまいやだるさ、頭痛に吐き気が起こります。

熱失神
体温を調節するために皮膚の血管が拡張して血圧が下がることで、
脳の血流が減って失神して意識がなくなってしまいます。

熱射病
異常に体温があがってしまい、汗をかかないなどの障害が起きて意識がなくなったり、
臓器が正常に働かなくなり、最悪の場合死亡してしまうこともあります。

熱中症の初期症状の生あくびは、危険な病気の可能性も?

生あくびについては、熱中症の初期症状のサインであるだけでなく、脳梗塞の恐れもあります。
熱中症になって脳へ送られる血液の量が減ってしまい、
水分を補給しないまま寝てしまった時などに血液がドロドロの状態になってしまいます。

そうなると、脳に十分な酸素が行き渡らなくなり、脳の血流が悪くなるなどして生あくびが出ます。
なってしまった後も、水分補給をこまめににしっかりととりましょう。

スポーツドリンクやジュースで水分を補給するのではなく
経口補水液が脱水症状に適しており、オススメです。

サイレントキラーといわれるほどその前兆に気が付きにくい脳卒中。
日本人の三大死因の一つである脳卒中に含まれる脳梗塞も、
自覚症状がわかりにくいことの多い病気なのです。

その症状の1つとして、生あくびが出ることがあるのです。
理由としては、脳の酸素不足です。
脳の血管が血栓などで詰まってしまい、血流が悪くなり、
酸素や栄養が十分に供給されなくなってしまい、生あくびが出るのです。
脳梗塞は脳の血管が何らかの原因で詰まってしまい、
血流が悪くなることによって脳細胞が壊死した状態のことです。

これには脳の血管の中で血栓ができてしまう脳血栓と、
他のところの血管でできた血栓が脳内に流れてきて脳の血管を塞ぐ脳塞栓があります。
誘発する病気としては高血圧、高脂血症、血中のブドウ糖濃度が高い状態が続く糖尿病などがあげられます。

動脈硬化は、動脈の血管が厚く硬くなり、内側にコレステロールなどの脂質や
細胞がくっつくことで、血液の流れるスペースが狭くなってしまい引き起こります。
ひどい場合だと、血液の流れを止めてしまいます。

また、心臓病で心臓の働きが低下することにより、
心臓の血流が悪くなって心臓の中に血栓ができてしまい、
脳の血管に流れていってしまうことでも詰まらせてしまうこともあります。

この他には、加齢、遺伝、体質、喫煙、飲酒、脱水、ストレスや運動不足など
さまざま原因が混ざり合って発症します。
脳梗塞を防ぐためには、まず高血圧を防ぐことです。

コレステロールや塩分を控えたバランスのとれた食生活と適度な運動をするなどして、
きちんとした生活習慣を心がけましょう。
生あくびや吐き気など、いつもと違う症状がある時も気にかけることで予防に繋がります。
脳梗塞が発症してしまった場合、治療が早ければ早いほど
麻痺などの後遺症が起きる確率を減らすことができるので、
なるべく早く病院へ行って専門医に診てもらうようにしましょう。