猫背線とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
原因は、猫背なのでしょうか。
猫背でお腹に線ができる…
猫背の人は太っている人よりも痩せている人の方が多いと思います。
なぜかというと、これは背骨が曲がっていることによって、
胃や腸が知らないうちに圧迫されていまい胃の容量自体が少なくなって食が細くなっているからなのです。
痩せていて、猫背の人にできるのが、お腹の線「猫背線」です。
男性の場合は気にする人はほとんどいないのですが、
女性の場合は気にしている人がいるかもしれません。
習慣的にできてしまっているお腹の線は、
すぐに直そうと思ってもそう簡単には消えてくれないのです。
いったいどうすれば消えるのでしょうか。
これは慢性的な猫背を直すことと腹筋を鍛えることで解消することができます。
お腹の線とは、結局のところ脂肪が寄ってしまっているシワ寄せでできているのです。
ですから、腹筋を鍛えることで脂肪を減らすことができれば、
寄るものがないのでシワができなくなります。
しかしながら、誰にでも脂肪自体はあるので、完全にお腹の線をなくすことは難しいでしょう。
なので、長い目で考えたら猫背を直すことが最も有効な方法なのです。
猫背によってお腹の脂肪や皮がいつも寄っている状態になってシワができてしまい、
お腹に線ができるわけなので、きちんと背筋を伸ばして姿勢を良くすれば
お腹も伸びることになります。
そうすれば、自然とお腹の線はなくなっていきます。
したがって、お腹の線が気になる方は、まず猫背を直すことから始めましょう。
猫背が腰痛にもつながる?こちらの記事もご参考に。
猫背の原因とは?
ふと気がついたら猫背になっていたという人が多いと思います。
これは猫背の悩みを持っている人が普段どんな生活をしているかを考えることで分かってきます。
基本的に猫背の人は体力がなく、日常的に運動不足の状態で筋力自体が弱い傾向になります。
実は姿勢をまっすぐに保つには、相当の筋力が必要なのです。
人間の体には数多くの筋肉があるのですが、
その中でも体を支える筋肉が弱ってしまうと猫背になります。
また、いつも長い時間パソコンを使ってデスクワークをしている人は猫背になりやすいです。
そもそも、同じ姿勢を長時間続けること自体が健康に悪く、肩こりや首こり、
目の疲れがでることからも分かるように、猫背と関係が深いのです。
このまま仕事を続けているとさらに症状がひどくなるので、
何か改善案を考える必要があります。
たとえば、休憩時間などに背伸びをしたり、軽いストレッチをするのもおススメです。
体の調子が悪くなっていきなり整体で施術したとしても、猫背が原因で慢性的な肩こりの場合、
猫背自体を治さない限りすぐもとの状態に戻ってしまいます。
仕事の内容は変えられないとしても、立ち仕事と座り仕事をバランスよくしたりして、
昼休みには軽くストレッチを行うなどして筋肉が固まらないようにして仕事中だけでなく
1日の中で改善できるところがないかをよく考えてみることが大事です。
本人が自覚することによって、悩みを解消する方法はいくらでもあると思います。
自宅で簡単にできる猫背を改善する体操
猫背の人は、運動が嫌いな人が多いと思います。
これでは、猫背を矯正しただけでは、時間が立つことでまた元に戻ってしまいます。
もともと背骨を支える周りの筋力が弱いから猫背になってしまうわけなので、
正しい姿勢を保つためにはどうしても筋力をつけることがポイントになってきます。
ここでは、自宅で簡単にできるストレッチ体操を紹介していきます。
- まず壁から30cmはなれたところに立って、
両手を伸ばすように壁につけます。 - その状態で天井を見るようにして、背中が反っている
この状態で呼吸をしながら20秒数えましょう。 - 数え終わったら力を抜きます。
(この動作を10回繰り返します。)
これを繰り返すことによって、背骨の周りの筋肉を鍛えることができるのです。 - 次に床に仰向けに寝て、足を上げて自転車をこぐ動きをします。
(これを20回繰り返して、最初は5セット行うようにましょう。)
お腹と足の付け根辺りが鍛えられている感じがすると思います。
これを続けていると、背骨の周りの筋肉と骨盤の周りの筋肉も鍛えることができます。
これらのインナーマッスルをきちんと鍛えることで、
矯正後も姿勢を正しく保つことができるようになります。
続けることで効果がでてくるので、自分に合ったものを探して続けていくようにしましょう。
しかし、それでも気がつくと背筋が丸まっている、、という方は
矯正ベルトをつけてみてはいかがですか?
何もつけていない時よりは、丸みが軽減されるでしょう。