更年期の症状といえば、汗をかきやすくなるという印象ですが、
寝汗の原因も更年期が関係しているのでしょうか?
女性の方がかきやすいのでしょうか?

寝汗の原因や更年期の症状について調べてみました。

寝汗の原因

2015-12-15b

人間は寝ている間に無意識に汗をたくさんかくといわれています。

しかし、朝起きた時にびっしょりと濡れているのは少し異常があるかもしれません。
寝汗の原因には、さまざまなものがあります。

生理現象
寝汗は普通、誰でもかくものです。
人間は、深い眠りにつくとき体温を下げようと汗をたくさんかくようになっています。
正常な寝汗の量は、コップ1杯程度と言われています。

結核症状
寝汗がコップ1杯程度ではない場合、
結核という病気が原因になっている可能性もあります。
結核は昔の病気と言われているのですが、ここ数年発症する人が増えています。

もし咳が長く続いたり、疲れが取れないなどの症状がある場合は
病院へ行って診察してもらいましょう。

ストレス
何らかの強いストレスで自律神経がきちんと機能していない場合、
寝汗を大量にかくことがあります。
怖い夢を見て、夜中に目が覚めてしまい汗をびっしょりかいていたという経験があると思います。
これもストレスによる寝汗の1つなのです。

ホルモン
女性は、生理前になるといろいろと不快な症状に悩まされてしまいます。
寝汗もその中の1つです。
基礎体温をつけている方はわかると思いますが、生理前は基礎体温が上がり、汗をかきやすい状態になります。

また排卵期は子宮を温めるために身体がそのような機能を働かせているのです。

寝汗と更年期障害の関係

更年期は、閉経が始まる前後の約10年間のことを言います。
個人差があるのですが、平均はだいたい45~55歳ぐらいとされています。
卵巣の機能が終わりを迎え始め、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が
少しずつ減っていく時期にホルモンバランスが乱れることが原因で、
身体と心にさまざまな症状が現れます。

これが更年期障害と呼ばれるもので、その症状の1つとして寝汗が増えることがあります。
更年期障害と寝汗の関係でまずあげられるのは、やはりホルモンバランスの乱れです。
月経前のホルモンバランスの乱れでも寝汗が増えることがあるのですが、
エストロゲンに対してプロゲステロンが優位な状況が続くと汗の量が増えるのです。

とくに更年期障害の場合は寝汗だけでなく、ホットフラッシュのように
日中にも汗の量が急に増えるという症状が見られます。

そして、自律神経の乱れです。
卵巣の機能が低下していく更年期の女性は、自律神経のバランスが乱れやすい状況にあります。
本来のメカニズムとして低下していく卵巣の機能を改善させる機能が働いた結果、
脳の興奮状態が続きやすくなり、交感神経が優位な状態になってしまうのです。

これはストレスが溜まることと似たような状態をもたらし、
寝ている間もリラックスした状態になれないため、汗の量が増えてしまうのです。

この場合、なかなか眠れないやたくさん寝ているにもかかわらず疲れが取れない、
昼間体がだるいなどの睡眠障害を抱えることも多くなります。

さらに、更年期障害の症状としてうつなど精神的な問題もあります。
不安に思い続けるや生きる意味がわからなくなるなど悩むことも多く、
それがさらに自律神経のバランスを乱してしまい、
睡眠障害や寝汗を深刻化させることもあるのです。

以上のように、更年期障害は寝汗だけではなく、心と体の健康にも悪い影響を与えてしまうのです。
必要であれば病院へ行って診察してもらい、何より家族はもちろんまわりの理解を得ることが大切です。

寝汗についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

更年期の寝汗の対策

更年期になると、なかなか眠れないや眠りが浅くなったという症状も出てきます。

そして、寝汗という症状も加わることで、深く眠れないという状態になる恐れがあります。
更年期障害は、女性ホルモンの減少が原因で起こるものなので、
減ってしまい足りなくなった女性ホルモンを補充してあげなくてはいけません。

そこでおススメなのが、漢方やサプリメントです。

しかしながら、過度な女性ホルモンの摂取は
乳がんなどの危険性が高まる恐れもあるので、
婦人科医へ行ってきちんと相談するようにしましょう。