夏風邪をひいてしまって、喉が痛くなり見てみると白い粒が・・・
これはいったいどんな病気なのでしょうか。

夏風邪とは?

2016-02-07b

夏風邪の症状としては、一般的な風邪の症状(のどの痛み、咳、発熱、頭痛、鼻水)と、
下痢・腹痛などの胃腸系にくるものがあります。
夏風邪の症状の前兆として、のどに違和感や痛みを感じたり、寒気やだるさ、発熱などが多いようです。

冬にひく風邪に対して夏にひくものを夏風邪と呼んでいるのですが、
200種類以上ある風邪の原因になるウイルスのうち、
夏の暑さと湿気を好むウイルスが大暴れするのが夏風邪です。

夏風邪は長引きやすいので、症状が出る前にまずきちんと対策をすることが大切です。

夏風邪は子供がかりやすい?

子供は抵抗力が弱いため、エアコンの効いた学校や図書館、プールなど、
夏風邪の原因となるウイルスと触れやすい環境に行くことが多くなります。

普通は症状が穏やかな夏風邪なのですが、
子供の場合は症状が急に悪化してしまうこともあるので要注意です。

夏風邪の種類

プール熱
正式な名前は「咽頭結膜炎」といい、5歳以下の患者が6割を占める夏風邪の1つです。
高熱が1週間ぐらい続き、さらに目の充血やのどの痛みなどを発症します。
プールで感染することが多く、感染力がとても強いため、数日間は学校を休む必要があります。

ヘルパンギーナ
6月~7月の梅雨時期に流行ることが多く、4歳以下の子供がかかりやすい夏風邪です。
高熱や喉の奥に白い粒ような口内炎ができ、食べることもつらくなります。
1週間ぐらい安静していれば症状が治まります。

手足口病
最初は微熱や食欲不振などの症状がでて、2日ぐらいすると手足に赤い水疱が表われます。

夏風邪にかからないための対策

クーラーなどで室内と室外の気温差・湿度差が大きいと
自律神経(身体を調節する神経)のバランスが崩れてしまい、体温を調節することがができなくなり、
免疫力が低下して風邪になりやすくなります。

一般的に風邪は汗をかいて治すといわれますが、夏風邪をひいた時は体を温めて
汗をかくことは脱水症状を引き起こしてしまう可能性があるので、決していいとは限らないのです。
夏風邪の対策として、水分補給はとても大切です。

特にスポーツドリンクなど水分だけではなく、塩分を含むものが効果的です。

家庭での対策

  • クーラーで適温適湿にする。(冷えすぎないように、設定温度は26~28度)
  • お腹にはタオルケットをかける。(腸の動きを低下させないため)
  • 睡眠をたっぷりとる。(体力をつけて免疫力の低下を防ぐため)

夏風邪の予防方法

夏風邪の予防として、外から家に帰ってきたらまずうがいや手洗い、目薬をすることです。
目薬はあまり知られてないと思いますが、夏風邪のウイルスは目から感染してくる場合もあります。
どんな種類の目薬でもいいのですが、あくまでも目の表面を潤してウイルスを洗い流すことが目的です。

また、寝室の湿気とダニをとることもおススメします。
夏風邪のウイルスは、湿度の高い環境で繁殖しやすいので、湿気を取り除くことが大切です。
特に人間は寝ている間に体から200~400ccもの汗をかくので、
汗で布団が湿って、夏風邪のウイルスが繁殖しやすい環境を作ってしまうのです。

湿気を防ぐ方法として、特に汗をかきやすい(頭から腰にかけての)ところの布団の下に除湿シートを敷きましょう。

呼吸器系に影響を与えるダニも繁殖すると、夏風邪が長引く原因になってしまうので
ダニ取りシートやダニ防止グッズできちんと対処しましょう。

夏風邪の治療

夏風邪の治療は、基本的にウイルスに対する薬というものはなく、
なるべく睡眠を多く取って体力や免疫力を高め、自然に治るのを待つというのが一般的です。
あまりに体が痛いなど苦しい場合は、解熱剤を使いましょう。

喉や口の痛みを伴う時は、柔らく刺激のないものを中心に食べ、水分を積極的に補給するようにしましょう。
また、喉や口の中が痛すぎて食事や水分が摂れないような時は、
脱水状態にならないよう病院へ行って医師の診察を受け、点滴などの対処をしてもらうといいと思います。

風邪の症状が目にきたときは、かゆくても絶対に目をこすらないようにして流水で洗い、
目やにがひどい場合は目薬をさすなどでして治療しましょう。
風邪のウイルスは咳やくしゃみ、鼻水、目やに、便などで感染していくので、
家庭内などでの2次感染を防ぐためにきちんと対策をおしましょう。