胸焼けを解消するために、ツボや食べ物に漢方が効くとは、
いったいどのようなことなのでしょうか。

胸焼けとは、胸骨の後ろが焼けるように感じる症状で、
胃酸が食道に逆流することで起こるものです。
胸焼けについて、詳しくはこちらを参考にしてください!

胸焼けを解消するための方法

2016-02-15b

今回は胸焼けを解消するための方法について、詳しく説明していきます。
ツボ胸
焼けの症状を解消するために効果的なツボを紹介していきます。
気舎(きしゃ)というツボは、両鎖骨の上縁にあるくぼみのところにあるツボで、
胸焼け以外にも喉の痛みや咳(せき)や痰がつらい時、吐き気や嘔吐やつわりにも効果があります。

強く力を入れて押しすぎると、反射的にむせてしまうので気をつけましょう。
巨闕(こけつ)というツボは、体の真ん中でみぞおちの少し下、
指2本分ほど下のところにあるツボで、胃の働きを活発にさせるツボです。

胸焼け以外にも肩こりや首の痛み、頭痛にも効果があります。
力を入れすぎて強く押すと胃や食道を圧迫してしまい、かえって逆効果ですので気をつけましょう。
中かん(ちゅうかん)というツボは、お腹の真ん中という意味から名付けられた、
みぞおちとヘソの中間に位置しているツボで、腸の働きを整える役目をするツボです。

お腹の調子が悪い時に効果があります。
こちらも強く押すと逆効果ですので、息を吐きながらゆっくりと優しく押すようにしましょう。

食べ物
胸焼けを解消する効果的な方法としては、やはり食生活を見直すことが大切です。
多くの場合、飲み物や食べ物が原因で胸焼けを感じます。

なので、まず食生活を改善することが胸焼けを解消する最も良い方法となるのです。
まずは飲み物で、胸焼けを解消する飲み物はたくさんあるのですが、代表的なのが「牛乳」です。
牛乳は飲むことで食道や胃の内側に膜を作ってくれるので、胃酸によるダメージを軽くすることができるのです。

お酒の弱い方は、お酒を飲む前に牛乳を飲むと酔いが回りにくくなる、
こんな話を聞いたことがある方もいると思いますがこれも牛乳が膜を作ることでアルコールの吸収を抑制してくれるからなのです。
しかしながら、牛乳は飲みすぎてしまうと逆にお腹を壊すというのも有名な話です。

量はもちろんのこと、冷たいものや熱いものは胃や腸に負担をかけてしまうので、
人肌ぐらいに温めてから飲むようにしましょう。

牛乳が苦手という方は、チーズやヨーグルトなどの乳製品でも効果があるので、
自分自身の体に合ったものを選んで取るようにしましょう。

次に食事についてなのですが、胸焼けを解消する代表的な食べ物と言えば「大根」です。
大根にたくさん含まれる「ジアスターゼ」という消化酵素は胃の消化を助け、
胸焼けの症状を解消するのに役に立ちます。
しかしながら、ジアスターゼは熱にとても弱く、煮物や焼くなどの熱を加えて調理すると分解されてしまうのです。

ですから、おろしやサラダといった生の状態での食べることが大事なのです。
大根以外にも、キャベツやレタス、山芋やセロリ、豆腐や白身魚なども胸焼けを解消するのに効果があります。
これらの食材は、名前を聞いて頭に思い浮かべただけでも、
なんだか胸焼けがスーっと消えて楽になるような気がすると思います。

漢方

「六君子湯(りっくんしとう)」という漢方は、痩せ型で冷え性、疲れやすい体の女性に効果的です。
胃の働きを活性化し、胃もたれや胸焼けを解消する効果があり、
体の弱い年配の方によく処方される代表的な漢方薬です。

「茯苓飲(ぶくりょういん)」という漢方は、体力は普通で冷え性、胃腸が弱い女性に効果的です。
腸の働きを整える作用があり、胸焼けなどの症状を解消してくれます。
生理不順や不妊治療としても処方される漢方薬で、苦みと辛みがあり体を温めてくれる効果があります。

「黄連湯(おうれんとう)」という漢方は、血圧の高い男性に効果的です。
吐き気や嘔吐に効果があり、二日酔いには最も効果のある漢方薬です。
強い苦みのある漢方で、体を冷やす効果もあります。

「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」という漢方は、体力が普通の方に効果的です。
食欲不振や胃もたれ、吐き気や嘔吐、下痢などに効く漢方薬で、胃腸の働きを助けてくれる作用があります。
こちらも強い苦味のある漢方です。

漢方薬の効き目には個人差があり、非常に良く効くという人もいれば、
全く効果がないという人もいて、場合によっては副作用もあるのです。
ですから、服用するときは必ず薬剤師や医師と相談し、必ず用量と用法を守って服用するようにしましょう。