水疱瘡とは身体中に水泡ができてしまう感染症ですが、
初期症状に軽い頭痛が症状に出ることもあることを知っていますか?

水疱瘡の基本的な症状感染経路、流行する時期などについて知っておきましょう(*^^*)

水疱瘡とは?

2015-12-11b

水疱瘡(水ぼうそう)はウイルスによる感染症の1つで
ヘルペスウイルスの一種である
「水痘・帯状疱疹ウイルス」に 感染することが原因で発病します。
(口の横などにできる口唇ヘルペスなど一般的なヘルペス(単純ヘルペス)とはウイルスの種類が違います。単純ヘルペスを引き起こすヘルペスウイルスは「単純ヘルペスウイルス」です)

この「水痘・帯状疱疹ウイルス」は、感染力が非常に強く
身近に水疱瘡にかかった人がいれば、まわりの人はほぼ感染して発病してしまいます。

水疱瘡は一度かかると免疫ができるので
再び水疱瘡にかかることはほとんどないのですが、
水疱瘡の原因であるこの「水痘・帯状疱疹ウイルス」は
水疱瘡が治ったあとも神経の節に潜んでいるのです。

そして、成人した後にストレスや疲れがたまったりして
抵抗力が落ちたりするなど何らかのきっかけによって、
潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスが再び猛威を振るうことがあります。

この場合は、水疱瘡のように全身に水ぶくれがでることはなく、
神経に沿って帯状に水ぶくれが現れるという症状で「帯状疱疹」という病名がついています。

水疱瘡と大人がかかる帯状疱疹のウイルスは同じなので、
家庭内の誰かが帯状疱疹にかかっていると、
赤ちゃんや子どもは水疱瘡を発病することがあります。

水疱瘡の症状

水疱瘡の症状は、感染してから10~21日後にでてきます。
最初の症状としてはだるさや37度ぐらいの発熱、食欲の低下、軽い頭痛などです。

ただし、赤ちゃんや子どもの場合、
これらの初期症状はあまり出ないことがあります。
(大人の場合は、これらの初期症状が重く出ることがあります)

水疱瘡の最初の症状がでてから
24~36時間後に、小さな赤い発疹がでてきます。
この発疹は、普通まずお腹や顔にでてきます。

赤ちゃんや子どもの場合は、はじめは「虫さされ?」
と思うぐらいなのですが
その後6~8時間にわたって発疹が盛り上がり始め、
水ぶくれになって体中に発疹・水ぶくれが一気に広がります。

発疹が出るのは1週間ぐらいで、最終的にはかさぶたになります。
水疱瘡の発疹は胸、背中、お腹、顔、手足、頭皮にもできます。
また、口の中、まぶたの近く、結膜(まぶたの裏側)や肛門や陰部の近くなどの粘膜にもできます。

水疱瘡の発疹は非常にかゆみが強いので、
小さな子ども(赤ちゃんや乳児)は我慢できずにかきむしってしまい、
細菌による二次感染を引き起こすこともあります。

水疱瘡にかかってしまうと、
どんどん発疹ができるため水ぶくれやかさぶたなど
いろいろな段階の発疹が同時期に見られるのが特徴です。
全ての発疹・水疱が完全にかさぶたになるまでは水疱瘡の強力な感染力があるので要注意です。

また、熱が出ないこともあるのですが 出る場合は
38度ぐらいの熱が3~4日ほど続きます。
まれに水疱瘡の合併症として脳炎や肺炎を引き起こすこともあるので
3歳くらいまでの赤ちゃんや子どもは注意しましょう。

水疱瘡の感染経路と流行する時期

感染経路

水疱瘡は、空気感染や接触感染によって感染します。
感染している人の体にできる水ぶくれの中にはウイルスが大量に含まれています。

そのため、水疱瘡に感染している人との接触や感染している
赤ちゃんや子どもの咳やくしゃみで飛び散ったウイルスによってうつったりします。

水疱瘡はとても感染力が強く、感染している人が触った物にウイルスがつき
その物に他の人が触ることによっても感染が広がる恐れがあります。

また、水疱瘡と同じウイルスが原因で発症する
「帯状疱疹」にかかっている人から感染して発病することもあります。
水疱瘡は、はしかなどようにとても強い感染力があり
感染している赤ちゃんや子どもが触ったおもちゃなどからもうつったり
感染者とすれ違っただけでもうつってしまうこともあるので 注意と予防することが大切です。

こちらのようなヘルペスウイルス用の消毒液もあります。

インフルエンザなど他のウイルス対策にもなるので
洗面所に置いて除菌を日課にすると良いですね。

流行しやすい時期
水疱瘡は、何年かごとに大流行するような病気ではなく
毎年流行が見られ、大流行することもあります。
感染力が非常に強いため、一度流行し始めると
多くの赤ちゃんや子どもが感染し
ほとんどの場合、幼児期から小学生ぐらいの子供の間にかかってしまいます。

また、1年の中では冬の時期から少しずつ感染が増え始め、
夏には少なくなるということなので春先に最も多い病気なのです。