クエン酸とは、グレープフルーツやレモン等の柑橘類に含まれる、酸っぱい成分。

疲労回復の効能がある成分として有名ですが、
効能はそれだけにとどまりません。

腸内環境を整える、病気の予防等の健康効果から、
クエン酸を摂ると医者いらずと言われているんですよ。

そんな健康食材としての役割だけでなく、
最近では、掃除用品としても便利に用いられているクエン酸。

詳しい効能について、分析してみました!

健康に嬉しいクエン酸の効能

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クエン酸が与える、主な健康効果をご紹介します。

疲労回復

冒頭でもお話した通り、クエン酸の一番有名な健康効果です。

疲労物質である乳酸を分解、生産を抑制することで、
疲労回復に繋がる他、筋肉痛の予防効果も。

血流改善

ドロドロの血液とは、血液が酸性になっている状態のこと。

アルカリ性として体内で作用するクエン酸には、
血液を弱アルカリ性に作り変え、サラサラ血液に変える効果が。

ミネラルの吸収促進(キレート作用)

クエン酸には、摂取したミネラルを
体内に吸収しやすい形へと変化させる、
キレート作用と呼ばれる働きがあります。

この働きによって、
現代人に不足しがちなミネラルを効率よく摂取できます。

クエン酸が医者いらずと言われている理由とは?

嬉しい健康効果を与えてくれるクエン酸ですが、
医者いらずと言われるだけあって、
恐ろしい病気の予防効果もあるんです!

ガンの予防

ガンの原因のひとつは、細胞を酸化する活性酸素
クエン酸のキレート作用には、
ミネラルの吸収促進の他、細胞の酸化防止効果、
活性酸素の除去作用もあるので、ガンの予防につながります。

通風予防

通風の治療薬として、医療現場でも使われているクエン酸。
通風は、尿酸値が上昇することで発症しやすくなるのですが、
尿酸値を下げる効果のあるクエン酸を摂取することで、
通風予防に効果的です。

ドロドロ血液の呼び起こす病気を予防

ドロドロ血液は、様々な病気の元。
放置しておくと・・・
動脈硬化・高血圧・腎臓病・心筋梗塞・脳梗塞といった症状を
呼び起こすリスクが高いです。

クエン酸には血流改善効果があるので、
サラサラ血液に変えることで、これらの病気を予防できます。

クエン酸についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

クエン酸が与える、腸内環境への影響

腸内に悪玉菌が増殖すると、
便秘や下痢、更には大腸ガンといった恐ろしい病気まで引き起こします。

クエン酸は、腸のぜんどう運動を活発にする働きを持っています。
その働きの結果、腸内の悪玉菌を殺菌・腸内環境を整え、
便通改善、悪玉菌による病気予防に役立ちます。


また、ビタミンCと一緒に摂取することで、
便秘解消効果をより高めることもできます。
頑固な便秘体質でお悩みのあなた、参考にしてくださいね。

クエン酸の摂取方法とは?

クエン酸の、健康に嬉しい沢山の効果はご理解頂けたと思いますが、

すっぱい食べ物に多く含まれるクエン酸は、
十分な量を摂取するためにはちょっと工夫が必要です。

世間の皆さんは、どう摂っているのでしょうか?
https://twitter.com/dots_dots_/status/720944653571203072


美味しく食べやすいように調理したり、
酸味の気にならないカプセルタイプの健康食品で摂取したり。

皆様、それぞれ工夫なさってるみたいですね。
私のオススメは・・・
レモンをお湯に入れてかき混ぜ、オリゴ糖を少量加えた、ホットレモン水。

調理がとても簡単ですし、忙しい朝でもさっと飲めます。
お湯を使って、ホットレモンな所もポイント!
身体を内側から温め、腸内の免疫力を高めてくれます。

すっぱい食べ物がどうしても苦手でしたら、
クエン酸のサプリメントを活用してみてください。

掃除にも使える!便利なクエン酸

クエン酸の効力は、お掃除にも発揮。

エコでお肌にも優しいので、
敏感肌でも安心して使えるお掃除アイテムです。

酸性のクエン酸は、アルカリ性の汚れを落とすのに効果覿面!
アルカリ性の汚れとは、
主に、蛇口やシンクの水垢、トイレの黄ばみ等。

重曹と組み合わせ、
使い分けることで更に効果的に、お掃除を進められます。

クエン酸とは逆に、酸性の汚れを落としてくれる重曹。
主に、キッチン周りの油汚れ等。

水周りはクエン酸、キッチン周りは重曹、と覚えておくと良いでしょう。

まとめ

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様々な健康効果を発揮して、病気を予防、
医者いらずのありがたいクエン酸

お掃除アイテムとしても非常に優秀なので、
クエン酸をきちんと活用して、身体もお家も綺麗にしましょう!

ひとつ注意点
クエン酸は酸味の強い食べ物に多く含まれていますが、
胃の調子の悪い時に食べると、症状が悪化する恐れがあります。

ビタミンBの豊富な、
牛乳や豚肉等と一緒に摂取することで予防可能ですので、
調子の悪い時は、同時に摂取するように心がけてくださいね。