血糖値と聞いてもピンと来ませんよね。
でも、この血糖値は毎日の眠気やダルさなど、体の不調に大きく関係しているんです。

高血糖でも低血糖でも良くない理由はなぜなのか、
また、低血糖の症状と対処方法について紹介していきます。

低血糖が改善されれば、毎日気持ち良く生活できるので改善していきましょう(*^^*)

低血糖だとどうなる?

2016-01-04b

血糖値がきちんとコントロールできなくて「高血糖」状態が続くと、
糖尿病の合併症が進んで行きますが「低血糖」状態では
体が必要とする栄養素が足りなくなることで、次のような低血糖の症状が現れます。

  • 生あくびや不快感、考えがまとまらない、急な空腹感
  • 体のだるさ、眠気、目のちらつき、頭痛、無気力
  • 発汗、手足のふるえ、体が熱く感じる、動悸、不安感、吐き気
    (自律神経症状といい、血糖値が下がりすぎで起きる自律神経の症状で、血糖値低下の警告を行っている状態)
  • 集中力の低下、錯乱、脱力、眠気、めまい、疲労感、ろれつが回らない、ものが二重に見える
    (中枢神経症状といい、ブドウ糖の不足によって脳細胞が正常に働かなくなりつつあることを示す状態)
  • 自分でどこにいるかわからない
    (意識障害といい、この状態になると自分の力では対処することができない)
  • 低血糖昏睡
    (車を運転中や歩いているときに昏睡を起こして事故を起こしたり、
    思わぬけがをしてしまうこともあり、最悪の場合は死亡するケースもある)

自分の低血糖の特徴は?

ブドウ糖は体の中でいろいろな役目をするとても大事な栄養素の1つで、
特に脳にとっては必須のエネルギー源です。
筋肉や内臓はブドウ糖以外のエネルギー源も使って働くことができますが、脳はブドウ糖しか使えないのです。
そのために、「低血糖」状態になってしまうと脳が活動できなくなり、
「昏睡」という最悪の状態になってしまう恐れがあるのです。

ただし、上に書いた症状は、誰もが同じように順を追って発症するものではないので、
そのことも気をつけなくてはいけません。
もし今までに低血糖を経験したことがあるのであれば自分の症状の特徴を
ちゃんと覚えておき また発症するようなことがあれば、すぐに対処できるようにしなければなりません。

また、自律神経や中枢神経の症状に続いて、意識障害が現れる低血糖の値も
もともと血糖値のコントロールが悪い人の場合は、健康な人なら何の問題のない数値でも
低血糖の症状が出てしまう場合があります。

さらに、1度低血糖の症状の中で重い症状を経験してしまった人の場合、
前兆が無くいきなり意識障害を起こしてしまうこともあるので要注意です。
いきなり低血糖の重いレベルである意識障害が起きることを「無自覚性低血糖」と言うのですが、
これは糖尿病の合併症で自律神経が障害されているときにも起きやすいようです。

低血糖の対処方法

低血糖が起きてしまったとき、多くの場合は
上に書いたような冷や汗やめまいが起きますので、
サインが出たらすぐに対応するようにし、1度経験した人は自分の低血糖のサインを
見逃さないようにして対処をしましょう。

<対処方法>

  1. すぐに糖分をとる。
    吸収のいい糖質10~15g(ブドウ糖・砂糖・ジュース)をとって安静にし
    10~15分待っても良くならなければ、さらに同じ量をとる。
  2. 症状が治まったら、食事がまだの場合は食事をとり、
    そうでない場合はご飯やパン、ビスケットなどの炭水化物を食べる。

対処の注意点

車を運転しているときに低血糖を起こした場合は、安全を確認した上で、
すぐに路肩に停車してから 糖分を摂取しましょう。
無理をして運転を続けると事故の原因につながるのでとても危険です。

外へ出かけるときは、いつもブドウ糖や砂糖を持ち歩くようにして、
すぐに手の届くところに持つようにしましょう。

粉末状のブドウ糖では持ち運びが難しいため
食べやすく、持ち運びやすいものもありますので
こういったものを疲れた時に補給しましょう。

アメや氷砂糖でも血糖値は上がりますが、やはり即効性があるのはブドウ糖です。
ブドウ糖がないときはブドウ糖を含む 市販のジュースを飲むようにしましょう。

糖分が含まれていない人工甘味料やダイエット飲料では効果が期待しにくいので、気を付けてください。
また、低血糖の症状が改善しないからといって、過剰に取り過ぎないよう気をつけましょう。
逆に高血糖になることがあるので、要注意です。