口角炎は、うつるのでしょうか。
長い間治らないときは、いったいどう対処すればいいのでしょうか。

口角炎とは

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口角の皮膚や粘膜に溝やびらん、潰瘍ができて
慢性的に経過していく病気のことで、口角びらんとも呼ばれることもあります。
症状としては、口の両端にただれやひび割れ、かさぶたなどができる炎症で
唇の両端の皮膚から粘膜にかけて赤くなり、亀裂が生じて出血をしたり、
ただれたりして潰瘍となるのです。

例えば、あくびなどをした時に口の端が切れてしまったことがある人もいると思います。
口の端が切れたような痛みを感じる、これが口角炎なのです。
この口角炎は、口内炎と同時に起こることも多いと言われていて、
ご飯を食べるときや話すときにも痛みを感じるのです。

発症する原因としてはいろいろなことが考えられ、1つに特定することは難しいのです。
唾液による二次感染やアトピー性皮膚炎によるもの、
乾燥して皮膚に亀裂が入って炎症を起こすなどがあるのですが
主な原因としては唾液による湿潤やカンジタなど細菌の感染、ビタミン不足やストレスなどが考えられます。

このように多くの原因があるので特定はしにくいのですが、
どの原因であっても乾燥を防ぐことが重要なのです。
口角炎は普通、数日ぐらい経てば自然に治るのですが、何ヶ月も症状が治らなかったり、
治まってもまた再発することもあるのです。

治療としては、抗生剤が入ったグリセリンの塗布やビタミンB2の投与などが行われ、
痛みを感じる口角炎の場合は麻酔が入った軟膏を処方されることもあります。

口角炎は、うつる!?

口角炎にはいろいろな原因があるのですが、ウイルス性のものが原因で
口角炎になっている場合はうつることがあります。
恋人同士でキスをしたりした場合でもうつることがあります。

口角炎だけではなく、風邪や肝炎、ヘルペスなど相手がウイルス性の病気を持っていればうつるのです。

口角炎で最もうつる可能性が高いのは、親子感染です。
親の愛情というのは絶対的なので、そのために子供が口角炎になった場合でも
可愛い子供であれば顔を近づけたり、口うつしで食べ物を食べたりするということもよくあると思います。

しかしながら、口角炎ができているときに口うつしは良くないのです。
というよりも、口うつしはあまり良いことではないのです。
子供の菌が大人にうつる分にはまだ良いのですが、大人の菌が子供にうつるのは良くないです。

子供の口角炎がうつるということは、逆に親の口角炎も子供にうつるということなのです。
ですから、子供に食べ物を口うつしするのはやめたほうが良いでしょう。
口角炎であれば、ウイルス性のもの以外はうつることはないですが、
念には念をということで子供を菌から守りましょう。

口角炎が治らない!?

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口角炎が治らない最も大きな原因として考えられるのが、ストレスや睡眠不足で体が弱っていることです。
ビタミン不足とよく言われるのですが、体の免疫力が低いときに
いくらビタミンを摂取しても吸収力は悪いので、体の調子が悪い状態が続いている間は、
どれだけビタミンを摂ろうが薬を塗ろうが効果は薄く症状はなかなか改善してくれないのです。

また、いつもストレスを感じる環境にいるような場合は、もちろん治りにくいです。
口角炎が治らないときに最も大事なことは、体が治すための準備が整っているかどうかです。
体の疲れが取れていない人はまず規則正しい生活を心がけるようにして、
睡眠をたくさん取るようにして体を回復できる状態にしてあげましょう。

そして、薬や軟膏、ビタミン剤を活用して自分自身に合ったの治療をしましょう。
これでもなかなか治らない場合は、医者の診察も必要だと思います。
薬に頼るのはあまり良くないのですが、口角炎の原因がヘルペス性の場合は病院の処方薬が効果的です。

まれにシェーグレン症候群(膠原病の一種)などの病気が原因の場合もあるので、
長引くときは病院で診察してもらうことに越したことはないです。

このように、唇の乾燥予防だけでなく、口角炎・口唇炎に効果的な
リップクリームもありますよ。

ビタミンが多く配合されているだとか、
裏面に記載されている成分表示を見て効果がありそうだったら試してみましょう。

もちろん、中からの根本的な改善が一番効果的ですよ!

最後になりますが、口角炎に最も効果的な薬は休養です。
そして、その次は病院の薬です。
病院でもらう軟膏などはとても効果があるのですが、口角炎がでているということは
体が足りないものを欲しているということなのです。

ですから、足りないものを補うことが大切なのです。
ステロイド剤などに頼ってばかりでは、根本的な治療にはならないのです。
すぐに病院へ行くのではなく、自分の体の健康状態や足りないものは何かということ考えて、それを実行してきちんと治す。
このほうが、自分の身体を見直すいい機会となり、再発を防ぐ根本的な治療につながるのです。