え!?口角炎とヘルペスって違うの?と思った方も多いのではないでしょうか。
よく混同され間違われるこれらはいったいどのように違うのでしょうか?
今回はそれぞれの特徴とはどんなものなのか紹介しいてきましょう。
口角炎とヘルペスは一緒じゃないの?
口角炎とヘルペスは、実際のところ違う別物だとものだということを知っていましたか。
同じものとして、同じ意味で使っている人も多いのではないかと思います。
口角炎とヘルペスは、そもそもできるところが違うみたいです。
口角炎は唇の端にできるのですが、ヘルペスのは唇以外のところにもできてしまうのです。
口角炎とヘルペスの違いとは、いったいどのようなことなのか、
これをちゃんと知っていれば自分でできる対処方法なども変わってくるかもしれません。
口角炎とは?
上にも書いたのですが、口角炎ができるところは、唇の端なのです。
症状としては、人によって違いがあるようなのですが、一般的なものとしては
唇の端(口角)が切れたり、避けたり、ひび割れを起こしてしまい炎症を引き起こすということです。
口角炎が起こってしまう原因は、カンジダ性の細菌などが原因になってしまう場合
もあるようなのですが、主な原因としては体内のビタミンが不足した状態の欠乏症や貧血、
過労やストレスからも発症してしまうことがあるようです。
発症してしまうと口を開く時に激しい痛みを感じるので、食事をするのもとてもつらくなるのです。
口角炎が治りかけてくると、かさぶたになって簡単に剥がすことができるのですが、
自分で剥がしてしまうとまた同じ症状を繰り返して治るのが遅くなる可能性があるので、
自然に剥がれるのを待つことをおススメします。
また、ついうっかりして口角炎の患部を舐めてしまう人もいると思うのですが、
これも治りを遅くしてしまう原因の1つになるので我慢するようにしましょう。
口角炎は、普通は2~3日ぐらいすれば症状が治まってくるようです。
ですが、かさぶたを触ってしまったり、舐めてしまったりしていると、
長引いてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
口角炎等に効果的なリップクリームをこまめに塗ってくださいね。
そして、口角炎の特徴として何回も再発することもあげられます。
口角炎の予防法としては、まず規則正しい生活と栄養バランスの良い食事です。
ですから、たっぷりと睡眠をとり体を休めて、食事ではレバーや納豆、
肉類などビタミンB群がたくさん含まれる食事を積極的に食べることが大事なのです。
ヘルペスとは?
ヘルペスの発症するところは、口角炎とは違って唇だけに限定されるものではないようなのです。
水ぼうそうや帯状疱疹、あれもヘルペスの仲間の1つのようです。
症状としては、例として一般的な口唇ヘルペスをあげると、
皮膚に水ぶくれができて、熱をもって痛みやかゆみといって症状が続きます。
そして、自然と水ぶくれが破れてかさぶたになってから1~2週間ぐらいで治るのです。
ヘルペスは、口角炎と違ってウイルスの感染が原因なので、
単純ヘルペスウイルス1型、2型、水痘・帯状疱疹ウイルスなどいろいろな種類があるのです。
治療する時には、抗ウイルス剤や抗生物質が使われるようです。
ヘルペスはウイルス性であるため、感染、つまりうつるのです。
感染力はとても強く、直接の接触やウイルスの付いたタオルやグラスからもうつることがあるようです。
免疫があれば感染しにくいみたいなのですが、それでも疲れなどで
抵抗力が弱っているときには感染してしまうようなのです。
感染した後は、少しの間の潜伏期間があるようで、人によって3~7日といわれています。
また、赤ちゃんにも感染しやすいようなので、気をつけるようにししましょう。
こちらも予防としては、やはり規則正しい生活を心がけて、
いつも体を健康な状態に保ち、免疫力が落ちないように気を付けることが大事なのです。