寒天がなぜ血糖値の急上昇に肥満を防いでダイエットに効果的なのか、それには理由があります。
寒天には、質の良い2つの「水に溶ける&水に溶けない」両方の性質を持つ食物繊維が多く含まれているのです。

水に溶ける水溶性食物繊維のメリット

2016-02-14b

食後の血糖値の急上昇を防いで、脂肪を溜まりにくくする
白いごはんやパン、麺類、トウモロコシ、ジャガイモなどの炭水化物を食べると
体内で消化されて、糖質として吸収されます。
その糖質がエネルギーとして使いきれなかった場合、脂肪として体内に蓄積されていきます。

食事をすると血糖値が上昇するですが、血糖値の上がるスピードが急であれば急であるほど
糖質が脂肪として体にたまりやすくなってしまうのです。
逆に血糖値の上がるスピードがゆっくりの場合は、糖質が脂肪として体に溜まりにくくなるのです。

ですから、血糖値がゆっくり上がる=脂肪が体につきにくいのです。

糖や塩分、脂肪などを包み、腸で吸収されにくくする
例えば、お腹が空いたとき空腹を抑えるために、とにかくスナック菓子を食べることと
食物繊維を取ってから、スナック菓子を食べることの2つを比べてみた場合、
同じスナック菓子を食べたとしても後者のほうが栄養が吸収されにくくなります。

これは、水溶性の食物繊維が糖質の吸収をゆるやかにしてくれているからなのです。

お腹をすきにくくして、食べすぎてしまうのを防ぐ
水溶性の食物繊維は、胃腸の中をゆっくりゆっくりと移動します。
そのため、満腹感が長続きしてお腹が空きにくくなるのです。

水に溶けない不溶性食物繊維のメリット

腸を刺激して、便通を良くし、排便を促す
「水に溶けない」不溶性の食物繊維は、胃や腸内で水分を吸収することができるのです。
水分を吸収して膨らんで大きくなった食物繊維は腸を刺激し、
便通を良くして排便を促してくれるのです。

便秘には食物繊維がいいと言われるのは、このためなのです。
このように寒天には、水に溶ける&水に溶けないの両方の性質を持つ食物繊維が多く含まれていて、
ごはんを食べたときに糖質の吸収を穏やかにし抑えてくれる+便通をよくして排便を促すのダブルの効果があるのです。

さらに、お腹を空きにくくすることを加えれば、トリプル効果なのです。

寒天ダイエットをで肥満防止

寒天を食べるなら、夕食の前がおススメです。

朝ごはんや昼ごはんは、ごはんを食べてもそれから仕事や通勤、
運動などいろいろな日常の活動をしてカロリーを消費するため、
食べた分のエネルギーを生活の中で使うことができるのです。

しかしながら夕食は活動時間帯ではないので食べた分が消費されず、
そのまま脂肪として蓄積されやすくなってしまうのです。
そのため、夕食を食べる前に、寒天を食べるのがベストなのです。
「寒天を食べる→夕食を取る」だけで白いごはん、パスタ、麺などの糖質の吸収をゆるやかにし、
血糖値の急上昇を抑えるので、脂肪を体内に溜め込みにくくなるのです。

また、寒天を食べた分だけ、お腹が膨れているので食べ過ぎを防ぐこともできるのです。
寒天は、寒天パウダーを使えば、簡単に作れます。
基本は、水を鍋に入れて火をかけ、寒天パウダーを溶かすだけ。
そして容器に流し込んで冷やして固めれば、寒天ゼリーのできあがりです。

寒天自体は無味なので、きなこと黒蜜をかけて食べるとおいしいです。
またコーヒー寒天ゼリーやミルク寒天ゼリー、果汁ジュースを使ったゼリーなど寒天を使ったレシピはたくさんあります。
夕食前に、だいたいごはんの茶碗1杯分を目安に寒天ゼリーを食べると良いと思います。
(ちなみに、寒天のカロリーは、粉末寒天の場合、ほぼゼロです)

寒天をうまく活用して、血糖値の急上昇を抑え、肥満を防いで、健康的で美しい日常を過ごしましょう。