海藻であるテングサを煮た汁を固めたものがトコロテン。
テングサなどの藻を原料として作られるトコロテンを干して乾燥させた物が寒天です。

寒天の歴史

woman using a soap bar

トコロテンは奈良時代から親しまれており、すでに平安時代には料理として食べられていました。
寒天の始まりは、江戸時代に作りすぎて余っていたトコロテンを寒い外に置いていたところ、
凍って乾物になったのが始まりだといわれています。

そして試しにそれを煮てみたところ、トコロテン特有の臭みが無い透明の固まりができたのです。
食物繊維がとても多くふくまれており、ダイエットの強い味方としても活躍されています。
食物繊維は、本来日本人の食生活において不足することは考えられませんでした。

しかし、現代人の欧米化している食事により、昔よりなんと食物繊維の摂取量20%も減っているみたいです。
欧米化した食生活によって動物性脂肪の摂取量が増え、最近では食物繊維の重要性が認識されています。
なぜかというと昔は日本で大腸ガンという病気はほとんど確認されていませんでした。

ところが最近では、とても増えてきています。
食物繊維は、腸内の掃除屋さんで、食物繊維そのものに栄養はありませんが、
健康な体を保つためにはとても大事です。
ぜひ、毎日の食事の中にバランスよく取り入れて食べ物です。

寒天の美肌効果

最近、寒天には紫外線から肌のコラーゲンを体の内側から守ってくれる
天然由来の成分による「寒天だけの特殊な美肌効果」があることがわかりました。
寒天には、天然由来の特有の健康成分「アガロペクチン」が含まれています。

このアガロペクチンは抗ガン作用に、コレステロール値低下作用がある
ということで話題になり、マスコミなどから注目されました。

さらに、この寒天特有のアガロペクチンには、美肌効果もあるということが新たに確認されました。
肌の老化が気になりはじめる40代~60代の女性に寒天のアガロペクチンを摂取してもらった結果、
顔のシワの数が減り、またシワの大きさも小さくなり、アンチエイジング効果があることがわかったのです。

そして、シワやたるみの原因である紫外線ダメージによる
コラーゲンの破壊も抑えてくれる効果があることもわかったのです。

寒天で肌荒れ改善

肌荒れの大きな原因の1つとして、体内の溜まった有害な物質を排出できないことにあります。
「デトックス」という言葉を耳にしたことがあると思います。
デトックスとは、英語で「解毒」を短縮した言葉で、
「体内の有毒な物質を排出する」という意味で使われています。
デトックスには、いろいろな方法があり、
その中で体内に溜め込まれた約75%の老廃物を排出する方法があるのです。

それは、排便です。辛い便秘などが続き、排出できなかった老廃物や毒素が体内にたまることによって
再び腸から吸収されて血液に入り込み、全身を流れめぐって、ニキビや吹き出物といった肌荒れとなってでてきます。
これら老廃物はカラダに脂肪としても蓄積されやすく、肥満の太る原因にもつながるおそれがあります。

さいごに

美容健康のため、デトックス、排便をよくすることはとても重要なことなのです。
排便をよくするためには、まず食物繊維をとることが重要です。
食物繊維は腸内の余分な水分や老廃物を吸収して便の量を膨らませて多くし、
直腸を刺激するため便秘を改善させる効果があるのです。

原料が海藻から作れられる寒天は、全食品の中で最も食物繊維が多く含まれている食べ物です。

排便のため、また肌のために寒天を食べていきたいものです。
以上のように寒天には健康のためにも、美容のためにも、
とても良いものなので寒天を習慣的に食べることがおススメします。