乾燥肌といえば秋や冬の悩みですが、
近年では1年中乾燥肌に悩んでいる人が増えています。

今回は乾燥肌とはどういう状態なのか、その原因とはいったい何なのかまとめました。

乾燥肌の原因

2015-12-10b

乾燥肌とは、皮脂の分泌が少なくなり、角質細胞間脂質などの減ってしまうことで
角質の水分の量が低下してカラカラの状態です。

皮膚の水分は、発汗や不感蒸泄
(ふかんじょうせつ:皮膚または呼気から自然に失われる水分)で減ってしまい、
体の内側または大気中の水分により供給され、皮膚の保湿は皮脂、
天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質によって保たれています。

乾燥肌の皮膚は潤いがなく、柔軟性もなくなってもろくなっているのです。
これは年齢、体質、気候、環境や生活習慣などさまざまなことが関係しています。

また、腎不全・粘液水腫(すいしゅ)・栄養障害、
ビタミンA欠乏症など全身のさまざまな病気から生じることもあります。
ネイルリムーバーに含まれるアセトンなどの脂溶性溶剤の接触で
過剰な脱脂と角質細胞間脂質の破壊が生じることもあります。

遺伝的に角質細胞間脂質の一種セラミドが少ないアトピー性皮膚炎や
角化異常を生じる魚鱗癬も乾燥肌が生じる1つの原因です。

皮膚科の診療では、必ずしも肌の水分の量をはかり「乾燥肌である」と
診断するわけではなく、所見(見た目)にて判断します。
乾燥肌は白く粉をふいたように見えるのですが、
これは鱗屑(りんせつ)といって角質層の結合性が弱くなり
浮き上がってきた角質細胞が皮膚の表面に付着したものです。

ただ、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまい、角質層が厚くゴワついた
「過角化」も角質細胞間脂質の生成が間に合わず、白く見えることがあるので、
類似している別の症状でないかどうかを判断しなくてはいけません。

こちらの記事でも乾燥肌について説明しています。

乾燥肌の原因

乾燥肌とは、肌の水分が不足し、乾燥している状態で水分が足りていないのです。
その原因について紹介していきます。
加齢
年を重ねるにつれて、肌のコラーゲンやヒアルロン酸といった
成分が減っていくということは耳にしたことがあると思います。
乾燥も同じで、肌に水分を蓄えて閉じ込めておく保湿成分が減ってしまったり、
天然の保湿クリームである皮脂膜をつくる皮脂の分泌する量が
少なくなってしまうということがあります。

洗顔やスキンケア
美しくキレイな肌を保つために毎日続けている洗顔、
女性の場合はメイクを落とすためのクレンジング、
男性の場合は髭剃りなどが肌のバリア機能を壊してしまっていることがあります。

洗顔の際は必ずこのようなネットでたくさんの泡を作り
優しく洗ってくださいね。

手で洗うのではなく、泡で洗うということを意識しましょう。

身体であれば熱いお風呂に入ったり、毎日ゴシゴシと体を洗う
ということが肌を乾燥させてしまうのです。

空気の乾燥
空気が乾燥すると、肌の水分が奪われてしまうので肌が乾燥してしまいます。
秋から冬にかけては空気が乾燥して湿度が低くなってくるので、乾燥肌で悩む人が増えてきます。
近年では気密性の高い部屋でエアコンを使うので、季節に関係なく乾燥肌に悩まされる人が増えてきています。

紫外線
紫外線を浴びることで肌がダメージを受けてしまい、
バリア機能が失われて水分を保持する能力が低下することで肌が乾燥しやすくなります。

また、紫外線はコラーゲンやヒアルロン酸などの水分を
肌の内側に蓄える保湿成分を作り出す線維芽細胞を破壊してしまうのです。

生活習慣
喫煙や栄養バランスの偏った食事、ストレスなどの生活習慣は百害あって一利なしなのです。
重い病気にならず、乾燥肌だけで済めばいいぐらいです。
タバコの有害物質や健康な肌に必要な栄養の不足、疲れ、
睡眠不足は肌の血行や新陳代謝を悪くし、肌の水分のバランスを悪くしてしまいます。

これらの全てが原因としてとても重要です。
30代以降の乾燥肌は「加齢」という原因の影響が大きいのですが、
20代であれば「洗顔・スキンケア」や「生活習慣」の原因の影響が大きいと思います。