年を重ねると目立ってくるほうれい線・・・
できやすいのは、いったいどのような理由からでしょうか。

ほうれい線の出来やすさは同じじゃない?

2015-12-29b

ほうれい線は、そもそもできやすい人とできにくい人がいるみたいです。
どのような人なのかを紹介していきます。
ほうれい線は、生まれたての赤ちゃんにもあるのです。

ほうれい線ができる原因は、加齢だけではなく、骨格や筋肉の付き方、
生まれつきの肌質も大きく関係しているみたいです。
ほうれい線ができやすい人の顔立ちは、あごが細長くて、
背が小さくきゃしゃ体型で、さらにたれ目な顔の人みたいです。

ほうれい線が目立つ多くの人は、痩せている場合が多く、
太っている人はあまりいないそうです。
なぜかというと、太っている人はたくさんの脂肪が体にあるため、
肌は常に張っている状態だからです。

なので、ほうれい線ができにくく、目立ちにくいといえるのです。
また、頬の肉の多い人も年を重ねるに連れて、
ほうれい線が目立ちやすくなる傾向があるようです。
これは、骨格のせいというよりは頬に脂肪が多いと、どうしても重力に負けてしまい
垂れ下がってきた時に頬の下に影を作りやすいためだと思われます。

そして、ほうれい線ができやすい肌質は、ずばり乾燥している肌です。
乾燥肌の場合、ほうれい線だけではなく、自然としわもできやすくなってしまいます。
肌が乾燥していると、紫外線やホコリなどさまざまな外からの刺激を受けやすくなり、
肌の奥深くまでダメージを受けることで、深いほうれい線やしわができてしまい、
回復しないまま残ってしまうのです。

しかしながら、このように生まれもったほうれい線のできやすい骨格や肌質の場合でも、
きちんとケアをすることで見た目は改善することできるので安心してください。
もし、ほうれい線ができやすいタイプだと思われる方は、
まずはあきらめずに肌が乾燥しないようにしっかりと保湿することからはじめましょう。

ちゃんとケアをしていれば、ほうれい線ができにくい人と同じくらいに
ほうれい線を目立たなくすることはできます。

ほうれい線を予防するための方法

ほうれい線を予防・改善しようと思う人は、まずいつもの食生活を見直すことから始めてみましょう。
ほうれい線やしわに効果のある食材や栄養素について紹介します。

コラーゲン

体内のコラーゲンの量は、年を重ねるにつれて少しずつ減っていきます。
コラーゲンには保湿作用があり、コラーゲンの量が減ってしまうと、肌の乾燥につながるのです。
コラーゲンを多く含んでいる食材は、牛すじ肉、手羽先、ふかひれ、鮭、
うなぎ、ゼリーなどで、鍋などでスープや煮こごりも一緒に食べると、
より効率よくコラーゲンを摂取することができます。

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける役目があるので、
コラーゲンと一緒に摂取することをおススメします。
またビタミンCは、紫外線対策にも効果的です。
紫外線は、肌を乾燥させたり、肌の奥深くの細胞を破壊することでしわを作る原因となってしまうのです。

ですから、紫外線対策をすることも、ほうれい線の対策につながるのです。
その他、ビタミンCは抗酸化作用もあるので、肌の老化を防いでくれます。
ビタミンCを多く含んでいる食材は、マンゴー、いちご、
アセロラ、レモン、さつまいも、ブロッコリーなどです。

ビタミンCは水に溶けやすいので、一度に多く摂取しても排出されてしまい
体の中には蓄えにくいので、こまめに摂取し続けることが大切です。

たんぱく質

たんぱく質は、新陳代謝を促して肌の乾燥を防ぎます。
そもそも、肌の主成分はたんぱく質で、コラーゲンなどもたんぱく質の一種です。
たんぱく質によって肌のハリや弾力が作られているので、
質の良いたんぱく質を摂取することは美肌やほうれい線の対策につながるのです。

たんぱく質を多く含んでいる食材は、たまご、ヨーグルト、
チーズ、鶏のささ身、まぐろ、かつおなどです。

これらをこまめに摂取するように心がければ、ほうれい線のできにくい肌を手に入れることができます。
ここで注意していただきたいのは、
コラーゲンやビタミンC、たんぱく質はできるだけ食材から摂取しましょう。

なぜかというと、サプリメントは機械によって
食材に含まれているよりも数十倍に濃縮されています。
体内に高濃度の栄養素を入れてしまうと、拒否反応を起こして、
かえって健康に悪い影響を及ぼす恐れがあるからです。

ですから、食材から少しずつ栄養素を摂取するようにしましょう。
薬も大量に摂取すると毒に変わってしまいます。

ただし、サプリメントを全面的に否定しているわけではありません。
食材からは摂取しきれない栄養素もあるので、あくまでサプリメントはメインではなく、
補助的な役割であることを頭の中に入れておきましょう。