様々なことが原因で夜眠れなくなる不眠症。
24時間いつでも人とつながることのできるスマホ。
外へ出れば夜中でも開いているコンビニ。
そういった時代の進歩によって起こる不眠を現代型不眠と言います。
ほとんどの人が、この現代型不眠なのではないのでしょうか?
では詳しくお話ししていきますね(*^^*)
現代型不眠ってなに?
現代型というのは、コンビニなど24時間営業のお店の普及、
パソコン・携帯の需要が高くなってきたことで、1日中人体が
光の影響を受けやすい環境になってきていることからこのように呼ばれています。
つまり、私たちの体が昼と夜の区別をできなくなってきているのです。
その影響で「体内時計」の針がくるってしまい、生活リズムが乱れてしまい
寝れない状態、不眠症なってしまうことを『現代型不眠』と言います。
この現代型不眠、実は薬を服用することでは治りません。
そもそも、寝る時間がなく睡眠時間を減らしているのが不眠の原因ですから、
まずはその原因となっている生活習慣を改善しないといけません。
また、寝る時間がなく睡眠時間を減らしているわけではなく、
たんにスマホのゲームに夢中になりはまり込んでしまって寝る時間が
遅くなってしまっている人も該当しますので、簡単にできる解消策を具体的に紹介します!
睡眠に関する記事はこちら♪
現代型不眠の対策方法
朝食は必ず摂る
現代型不眠の場合、原因は体内時計の狂いなので、
体内時計を毎日リセットする為に
できるだけ同じ時間に朝ご飯を食べましょう。
朝ご飯をきちんと食べることにより、小腸や肝臓の時計が整います。
ちなみに和食の方が睡眠に重要な役割を持つ成分「トリプトファン」を含む食品がが多いので、
パンよりも魚や納豆などの和食を食べることをおススメします。
どうしてもパンが良いという人は卵やバナナ、牛乳などを一緒に食べれば大丈夫です。
サプリでも簡単に摂取できますよ。
朝起きたらまず太陽の光を浴びる
朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の光を体いっぱいに浴びましょう。
太陽の光を浴びることで脳の体内時計がリセットされ、朝食を食べることで、
内臓系の体内時計がリセットされるのです。
お昼寝は午後3時まで
夜眠れず寝不足気味だと、どうしても昼間眠たくなってしまうと思います。
そういうときは、時間さえちゃんと守れば、寝てもいいのです。
午後3時以降のお昼寝は、夜の睡眠に悪い影響を与えてしまうので気を付けましょう。
ちなみに、お昼寝は脳の疲れを癒す『ノンレム睡眠』にあたるので、
睡眠不足の方は20~30分くらいがぴったりです。
平日と休日の起きる時間の差は2時間まで
今日は仕事が休みだから、ゆっくり寝よう!
なんて、お昼ぐらいまで寝ていたことはありませんか?それは完全にNGです。
逆効果です。
まず、休日に寝溜めをしようとかそんなことを思ってはだめです。
毎日ゆっくりと少しずつ睡眠時間をのばしていくのが大切なのです。
しかも、お昼ぐらいまで寝ていたらますます体内時計がくるってしまいます。
たとえ休日であっても、起きる時間の差は2時間以内にしておきましょう。
軽い運動をする
日中に軽い運動をすることは睡眠にとって良い事なのです。
軽く30分くらい近所を歩くだけでも立派な有酸素運動になるので、実践してみてください。
仕事が忙しくて時間がないという人は、夜寝る時間の1時間前にぐらいに
ぬるめのお湯に半身浴することでも散歩と同じ有酸素運動の効果があるので、ぜひ試してみてください。
また、日中の軽い運動は良いことなのですが、
夕方以降の激しい運動は睡眠を妨げてしまう恐れがあるので、気を付けましょう。
照明の光は明るくしすぎないように
照明が出す光は、睡眠に必要不可欠なセロトニンという成分の分泌を妨げてしまうのです。
白色の電球を使っている場合は光が黄色っぽい色の電球の方をおススメします。
また、間接照明は睡眠に効果的です。電気を消して真っ暗な部屋では眠れないという人は、
寝室をうす暗くぼやーっと照らすぐらいの間接照明を灯してぐっすりと眠りましょう。
寝る前の携帯やスマホは厳禁
フェイスブックやツイッターなどが今ではもはや定番となっていますが、
寝る前は見るのをやめましょう。
携帯やスマホから出る強い光はセロトニンの分泌を抑制し、
脳を活性化してしまうため睡眠を妨げてしまいます。