お茶には様々なデトックスの効果があります。
美容や健康に良いという事もあり、いろいろなお茶が話題になりますが
色々ありすぎてよくわかりませんよね(^^:)

そこで、今回は毒出し(デトックス)効果の有名なお茶をまとめてみました。
お茶を選ぶ時に参考にしてくださいね。

毒だし効果のあるお茶

メグスリの木茶

名前の通り目によい木で、昔から目の特効薬と知られていています。
日本特産で一部の寒冷地を除いて日本全域に自生するカエデ科の落葉高木です。
お茶はその樹皮小枝、葉を乾燥させたもので、
苦み成分のロドデンドロールが目の疲れを緩和し、かすみの改善や目やにの解消に効果があります。

その他、肝臓機能を強化して、解毒作用を高めます。
また、白内障の進行を抑制します。
ポリフェノールの一種であるタン二ンは、抗酸化・殺菌作用があり、がん細胞の発生を抑制します。
トリペンテルは、腎臓機能を向上させて利尿を促進させます。

カテキンも含まれており、抗菌作用があります。
江戸時代より前からメグスの木は民間薬として使われていて、
服用すると千里先までよく見えるということで、千里眼の木とも呼ばれています。
肝機能を強化し改善されることで、肝臓の血液をキレイにする解毒作用が向上して、
目に張り巡らされている毛細血管にキレイでサラサラな血が送られます。
これが目に良い影響を与えるので、普段からお酒を大量に飲む人にはぜひおススメのお茶です。


杜仲茶

杜仲茶のゲ二ポシド酸(杜仲葉配糖体)という抗酸化物質は、
脂質の酸化を防いでがんを予防します。

また、血行を促進する効果もあるので、
自律神経を整えてストレス解消し、血圧を正常に保ちます。
これによって血行不良が原因である冷え症、リウマチ、肩こり、腰痛なども緩和します。
脳の機能を活発にし記憶力の低下を抑える効果もあると言われています。

その他、βカロテン、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、カリウム、
亜鉛、など多くのビタミンミネラルも含んでいます。

原産地は中国で2000年以上も前から不老長寿の簡保医薬として珍重されてきました。
日本へは20世紀初めに樹木が持ち込まれ、広島県の因島、長野県の特産品となっています。
杜仲の新芽は炊き込みご飯、炒め物、スープの具、天ぷら、
そばなどの料理に活用されていて、ゼリーなどのデザートにも使われています。

ルイボス茶

赤色の南アフリカの健康茶で、抗酸化作用のある
フラボノイドを多く含み、がんに老化を防止します。
毛細血管を丈夫にして血行を促進し、動脈硬化や高血圧、脳卒中を予防する効果があります。
また利尿作用もあるのですが、カフェインが含まれていないので、
赤ちゃんや妊娠中の女性でも安心して飲むことができます。

精神を安定させる成分モノアミンオキシターゼには、
ストレスや精神の興奮を抑える効果があり、安眠に役に立ちます。
お茶の中のナトリウムイオンのバランスがすぐれており、
夏バテや熱中症の時の水分補給に適しています。

南アフリカでは、ミルクティーとしてよく飲まれていて、
ルイボス茶は10分以上煮だすことによってより良い効果が得られます。
冷やして飲む場合は、ティーバックを入れたままで冷やすとより効果的です。

タンポポ茶

タンポポ茶は西洋タンポポの根を乾燥させ、炒めてつくります。
コーヒーに似た味わいがありますが、カフェインはゼロですので、
授乳期や妊娠中でも安心して飲むことができます。

胃腸病全般に効くと言われていて、食欲不振・消化不良の改善に効果があります。
また利尿効果もあり、体のむくみを解消します。
芳香成分のテルペンは、 自律神経のバランスを整える機能があり、ストレス解消に効果的です。
第2次世界大戦のヨーロッパではコーヒーの代わりに飲まれていて、
今現在も健康維持の為に飲まれています。

これらのお茶以外にも、デトックス効果のあるお茶はいろいろあります。
ドクダミ茶やウーロン茶にプーアール茶などです。
お茶には即効性はありませんが、 毎日習慣的に飲みつづけていることで、効果があります。
自分の好みの味のものを見つけて飲むようにするといいでしょう。
季節によって、ホットやアイスまたブレンドして飲むことでよりおいしく飲むことができます。

また、緑茶のように飲むだけではなく、
焼き菓子や茶葉を食べることによって、さらに高い効果を得ることができます。
食事やおやつの時に、砂糖の入った甘い物を飲むのではなく、
これらのお茶に置き換えて、きちんとデトックスして美しく健康的な日々を送りましょう。