数年前にもかなりニュースで話題になったデングウイルス
とにかく感染したら怖い!というイメージは持っていますが、
具体的にどんなウイルスでどんな病気を引き起こすのかということを知っている人は少ないです。

今回はデングウイルスについて詳しくご紹介していきます。

デングウイルスとは?

2016-11-24b

そもそもデングウイルスとはどういったウイルスなのでしょうか?
デングウイルスは、フラビウイルス科のフライビウイルス属のウイルスです。

デングウイルスといってもその血清型4種類存在します。
そのため、デングウイルスといっても症状がいくつも出てしまうのです。


風邪と似た症状なのでしょうか?

デングウイルスに感染するとどんな病気になる?

デングウイルスは怖い、という印象は強くありますが
具体的にデングウイルスに感染するとどんな病気になるのでしょうか?

デングウイルスによって起きる病気は、デング熱またはデング出血熱です。

まずはデング熱についてから。
デング熱は、デングウイルスに感染してから
6日程度の潜伏期間があり、
高熱や頭痛、筋肉痛や関節痛などの症状が出ます。

高熱も40度近く出て、関節痛などは
まるで骨折したのではと思うほど痛むのがデング熱の特徴です。

さらに、目には見えませんが
デング熱を発症すると体内の白血球リンパ球なども減少します。

そのため、デング熱を発症して治療が遅れると
半数ほどが命を落とすほど恐ろしい病気なのです。

さらに、デング熱の症状が悪化すると
デング出血熱になることもあります。

デング出血熱はデング熱よりもさらに恐ろしい病気で、
症状はデング熱とほぼ同じですが、高熱がいったんおさまると、
興奮状態になり発汗が止まらなくなるなどの症状が出てきます。

さらに、出血熱という名前がついているように
血液の中の成分が血管から出てきてしまうというのがデング出血熱の特徴です。

出血の仕方は様々で、鼻血や吐血のように出ることもあれば
点状に出血することもあります。

そのため、デング出血熱になると
命を落としてしまう可能性が高くなるのです。

デングウイルスの発生源はどこから?

では、デング熱やデング出血熱を引き起こす原因となる
デングウイルスはどこから発生しているのでしょうか?

デングウイルスは、デングウイルスを運んでくる媒介がいます。
それがヒトスジシマカネッタイシマカです。

日本の夏とは切っても切れない蚊が
デングウイルスの媒介となっているのです。

ネッタイシマカは、
基本的に亜熱帯地域熱帯地域に生息しているため、
現在の日本ではその姿は確認されていません。

ですが、ヒトスジシマカは日本の多くに生息しています。
ヒトスジシマカは基本的にデングウイルスに感染したとしても
何か症状が出てしまうことがないですが、
ウイルスに感染したヒトスジシマカに一回でも刺されてしまうと
人間はデングウイルスに感染し症状を引き起こすことがあるのです。

デングウイルス対策法

夏には一度は刺されることも多い蚊によって
感染する可能性があるデングウイルス。

デングウイルスに対して有効なワクチンもないからこそ、
デングウイルスを予防することはとても大切になってきます。

では、デングウイルスの予防のための対策は
どういったものが考えられるでしょうか?

デングウイルス対策法1…服装

デングウイルスに感染しないための最大の対策は、
蚊に刺されないようにすることです。

そのため、まずできることは服装に気を付けることです。
暑いからといって体を露出しすぎる服装は
蚊に刺される可能性を広げることになるため、
夏でも長袖長ズボンの着用が好ましいです。

また、蚊は色の濃いものを好む傾向があるため、
服の色は薄い色を選ぶようにするのも対策のポイントとなります。

デングウイルス対策法2…虫除け

また服装だけではなく、虫除けをすることも対策となります。


このような虫除けスプレーや虫除けリングを
効果的に使用することはもちろんのこと、
自宅などでは蚊取り線香を使用することも対策となります。

デングウイルス対策法3…水をためない

蚊というと林などにイメージしますが、
それだけではなく水回りを好みます
というのも、蚊は水中に卵を産むため水の回りにも多く発生するのです。

自然の中では池や沼などにも多いですが、
私たちの生活でいうとベランダに置きっぱなしの
植木鉢にたまった水やばけつにたまった水、
タイヤの溝部分にたまった水などにも集まってきます。

なので、そういった水のたまる環境を作らないことも効果的な対策となります。

まとめ

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デングウイルスは話題になるほど、
感染すると命を落とす危険もあるような病気になってしまいます。

だからこそデングウイルスに感染しないための予防を心がけるようにしましょうね。