あなたは、アトピーの原因は何ですか?と聞かれて何を思い浮かべますか?
どんな病気でも、その病気を治すために大事なことは、その原因を知ることです。
ほとんどの方は、ダニやほこり、遺伝、食べ物、ストレスと答える方が多いと思います。

しかし、本当の原因という意味では少し違います。

そして、この本当の原因を知っているか知らないかで
アトピーを克服できるかどうかで大きな違いを生むことになります。

アトピーの本当の原因とは?

2016-01-11b-2

アトピーの本当の原因はずズバリ、腸内環境の悪化です。
ダニ、ほこり、食べ物、ストレスはアトピーに悪い影響を及ぼしますが、直接的な原因ではないのです。
ストレスを例にとってみると、ストレスを受けることで腸内細菌のバランスが乱れます。

その結果、腸内に悪玉菌が増殖し、悪玉菌が腸壁を傷つけてしまいます。
傷つけられた腸壁から吸収される食物(主に肉や魚等のタンパク質や食品添加物)
によってアレルギー反応を引き起こします。

つまり、ダニ、ほこり、食べ物、ストレスは間接的にアトピーに影響を及ぼすのですが、
直接的な原因ではないのです。

もう少し詳しく解説します。
例えば私達がお肉を食べた場合、口 → 食道 → 胃 → 腸 の順番で移動し、
消化された肉は体へ吸収されます。
しかし、消化しきれなかった肉は腸内の悪玉菌の餌となって腐ってしまい、
アンモニアなどの有毒ガスを発生させます。
これらの有害物質が腸を傷つけてしまうのです。

傷ついた腸から消化しきれなかった食物や有毒物質が体内へと侵入してきます。
体内へ侵入してきた肉や魚などのタンパク質や有毒物質を体は異物とみなし攻撃するのです。
これがアレルギー反応となるのです。
以上のことから、アトピーを克服するためには、「腸壁が傷つくようなことをしない」、
「傷ついた腸壁を治す」のこの2つがポイントとなってきます。

このことを理解しているかどうかで、アトピー治療に
どう向き合っていけば良いのかが見えてきます。

アトピーと腸内環境の改善

傷ついた腸壁を治して、腸内環境を整えるための方法を3つ紹介します。

腸内の宿便を取り除く
まず、最初に腸内にある宿便を取り除く必要があります。
腸内には長年溜まっている宿便と呼ばれる
黒くタール状の腐敗した便が腸壁にこびり付いているのです。
この宿便を取り除くのに最も効果的なのが、食物繊維の長期摂取です。
食物繊維には便の量を増やしながら、便を押し出す働きがあります。
宿便がなくなって腸内がキレイになってくると黒っぽい便から黄色い便へと変わってくるのでわかります。

また、便の大きさが太くて長くなってきたら、宿便が無くなってきた目安となります。
食物繊維を多く含んでいる食材は、ひじき、さつまいも、インゲン豆、
おから、ごぼう、タケノコ、ほうれん草切り干し大根、こんにゃく等の殆どの野菜、
海藻、キノコなどですので、これらの食材を積極的に摂取しましょう。

腸内の炎症をおさえる
腸内の炎症をおさえるのに最も効果的なのが、抗炎症作用があると言われているαリノレン酸です。
しかしながら、体内で作り出すことができないため、外から摂取する必要があります。

 

このαリノレン酸はオメガ3系と呼ばれる青魚、アマニ油、シソ油などに多く含まれています。

亜麻仁油はお味噌汁をお椀に注いでから、
小さじ1杯を入れるだけで十分なのでコスパもかなり良さそうですね。

また、αリノレン酸は体内でEPAやDHAに変化して、
アレルギー症状をおさえる働きがあるとも言われています。
αリノレン酸を多く含んでいる食材は、アジ、イワシ、サバ、アマニ油、シソ油、
クルミ、葉物、海藻、根菜などのですから、積極的に摂取するようにしましょう。

善玉菌を増やす
私達の腸内には数多くの細菌が住んでいます。
それは300種類100兆個でその重さはなんと1kgになると言われています。
腸内の善玉菌を増やし、環境を整えていくことは免疫力の強化に繋がります。
善玉菌を増やすには、乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖が良いとされています。

この中でも特にオリゴ糖は善玉菌の餌になるので積極的に摂取すると良いです。
乳酸菌といえば、まず最初に頭に浮かぶのはヨーグルトだと思います。

ですが、アトピーの人にヨーグルトはあまりおススメできません。
なぜかというと、ヨーグルトに含まれている乳酸菌は胃酸により多くが死んでしまい
ほとんで腸まで届かないと言われていますし、ヨーグルトに含まれる
カゼインという物質はアレルゲンにもなるからです。

オリゴ糖を含む食材は、ごぼう、味噌、蜂蜜、玉ねぎ、アスパラガスなどなのですから、
積極的に摂取するようにしましょう。

本当の原因である腸内環境を改善して、アトピーを克服していきましょう。