蓄膿症になってしまい目に症状があらわれるとはいったいどういうことなのでしょうか。

花粉症であれば、鼻の症状目のかゆみなどを同時に引き起こすことをよく聞きますが
蓄膿症の目の症状とは一体どのような症状なのか?調べてみました!

蓄膿症の影響とは?

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蓄膿症を発症してしまうことによって、
体の他のところにまで影響を与えてしまうことがあるのです。
体の中でも目に影響を与えてしまうと、
最悪の場合失明することもありますので気を付けなくてはいけません。

蓄膿症になったからと言って、すぐに失明してしまうわけではないのですが
気をつけておくに越したことはないでしょう。

症状が軽い場合は市販薬を試してみるのもオススメです。

病院って待ち時間が長かったりで、なかなか行けなかったりしませんか?

市販薬を飲んでも症状が良くならない場合は
前もって予定を組み、時間に余裕を持ち病院へ行きましょう。

蓄膿症による目への影響

ここからは、なぜ失明をするような影響が蓄膿症にあるのかを紹介していきます。
蓄膿症は副鼻腔が炎症を起こしている疾患のことで、
この副鼻腔とは頭蓋骨にある空洞のことで、他のところともつながっているのです。

ですから、副鼻腔に溜まってしまった膿が他のところにまで悪い影響を与えてしまうのは、
膿が漏れていってしまっているからなのです。
目以外の他にも耳に漏れてしまうことで中耳炎になり、
突発性の難聴を起こしてしまう場合があるのです。

耳以外には喉へ漏れてしまうと気管支炎となってしまう恐れもあるので注意しましょう。
そして、目のまわりへ膿が漏れてしまうと、炎症が拡がって結膜炎などになる危険性があるのです。
この他にも視野が狭くなることや目のまわりが腫れてしまう、
視力が弱くなることなどの症状として現れてきます。

このような炎症がきっかけとなり視神経が弱ってしまうようなことになると、
失明してしまうリスクが高くなるのです。
ですから、蓄膿症を発症しているときに目のかすみや視野の違いに
気がついたりしてほんの少しでも異常を感じるようであれば、
そのまま放置することは危ないので必ず病院へ行って診察してもらうようにしましょう。

ちゃんと蓄膿症を治していくことで目の症状も治っていくので、
失明しないためにもきちんと治療は続けていきましょう。

目に症状が出る病気についてはこちらの記事もご参考に♪

蓄膿症にになると、目やにがでやすくなるの?

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蓄膿症の症状の1つとして、目やにがあげられるくらいなので
蓄膿症になってしまうと目やにが増えてしまうようです。
結膜炎などの病気にかかってしまっているときも目やにが多く出るのですが
朝起きた時に目やにがびっしりとついているという状況であるのなら、
蓄膿症が原因となって結膜炎などを引き起こしてしまっている可能性があります。

もしこのような状態に心当たりがあるのであればすぐにでも病院へ行って診察してもらい、
治療を始めてください。蓄膿症は鼻水や鼻づまりが起こるだけで
そんなに大したことのない病気だと考えている人が多いと思います。

しかしながら、蓄膿症は治療せずそのまま放置していると、
合併症を引き起こしてしまうリスクが非常に高いのです。
蓄膿症は副鼻腔という頭蓋骨にある空洞部分の粘膜が炎症を起こしている状態です。
上でも書いたように、副鼻腔は他のところとも繋がっているので溜まった膿が耳の方へと流れると中耳炎、
目の方へ流れていくと結膜炎、喉の方へ流れてしまうと気管支炎を引き起こす原因となるのです。

脳の方へ流れてしまうと最悪の場合死に至る状態になってしまうので
決してそのまま放置せず、きちんと治療を行うようにしましょう。

副鼻腔が炎症を起こしているとしても急性のような症状の場合、
慢性化しないうちにちゃんと治療をすることが大事になってきます。
風邪や花粉症などで鼻水や鼻づまりを起こしてしまうことは仕方ないのですが、
鼻水や鼻づまりを慢性化させないように気を付けましょう。

基本的には副鼻腔炎が慢性化してしまうとさらに症状が酷くなっていくので
もし慢性化しているのであれば、今すぐにでも治療を始めるようにしましょう。