1時間ほどの裏を浸けておくだけで、
しばらく後に足の皮がべろりと剥ける快感が味わえる角質パック

この方法は足の美容のために定期的に行うことが推奨されていますが、
水虫に感染してしまったときはどうすれば良いのでしょうか。

また、併せて角質除去の効果的な方法についてもいくつかご紹介します。

足の角質パックの効果とは

ここ数年流行している足の角質パックですが、
形状としては、ビニールなどでできた靴下状の袋に薬剤が入っている構造が一般的ですね。

使い方としては、この靴下の中に足を入れて薬剤に浸し、
指定の時間放置してから薬剤を洗い流すだけ……
と大変手軽ですが、その効果はいかほどのものでしょうか。

(ちょっとした衝撃映像のため、見る時は心の準備をして下さいね!)

この動画からわかる通り、角質がキレイに剥けてその後の足もすべすべになることがわかります。

剥くときの快感もかなりのものですが、足の裏がガサガサになりやすい人にとっては
ストッキングがスムーズに履けたり、見た目が良くなるなどメリットが盛りだくさん
乾燥しやすい冬には特におすすめしたいスペシャルケアと言えますね。

どのメーカーのものも一つが1000円未満と高くないので、定期的にケアしている人が多いようです。

水虫でも使えるの?悪化のリスクは?

このように良いことずくめの角質パックですが、水虫を患っている人でも使えるのでしょうか。
答えは「基本的には使用可能」とのことですが、この場合注意したいことがいくつかあります。

まず、薬剤に浸すとき、患部がしみるようなら使用してはいけません。
炎症が悪化し、剥かなくて良いところまで皮がむけてしまったり、ひび割れの原因になることもあるようです。

また、しみたりしない場合でも、
剥けた皮が床に散らばると家族に水虫が伝染する恐れがあるため注意が必要です。

できれば水虫が完治してから行いたいものですが、どうしても治る前にという場合は、
皮がむける時期に入ったら靴下を履いて生活するなどの配慮をしましょう。

ところで、角質パックで水虫が治ったという声がありますが、これは信ぴょう性に薄い話です。

角質パックの薬剤はフルーツ酸などが主ですが、これには殺菌効果はありません
一時的に皮が剥けてつるつるにはなりますが、水虫の原因菌が死滅したわけではないため、
放っておくとまた水虫が悪化します。

水虫に似た症状についてはこちらの記事をどうぞ♪

パック以外の角質除去方法は

足の角質を除去する方法は、角質パック以外にもいくつかあります。
まずは、お酢のピーリング効果を利用した方法です。

お湯と食用のお酢を3:1の割合で混ぜ、
足を1時間ほど浸してから足をこすると、古い角質がポロポロ落ちます。
きれいにお湯で洗い流した後は、クリームなどで保湿するとなめらかな足裏になります。


これが一番安上がりで手軽な方法かもしれませんね。

また、物理的に角質を除去する方法としては、
角質リムーバーなどで削り落とすというものもあります。

CMでお馴染みですよね(*^^*)
効果が高いのは嬉しいですが、削りすぎには要注意です!
様子を見ながら、少しずつケアしていきましょうね。保湿も忘れずに♪

サプリメントで角質除去は可能?

サプリメント、つまり身体の内側から足裏の角質除去ができるとしたら、画期的ですよね。

でも、現時点ではサプリメントの力で足の角質に働きかけることはできません。
足の皮が剥けてしまうなら、全身の皮が剥けてしまうことになりますよね。

ただ、角質が溜まらないように、ターンオーバーを正常化する手助けはサプリメントにも可能です。

皮膚の新陳代謝を高めるビタミンA亜鉛、抗酸化作用のあるビタミンCやEは、
美肌のための栄養素として知られていますよね。

これらのサプリメントを生活に取り入れて、
足の裏の保湿をしっかり行えば角質が厚くなることを予防できるはずです。

ですが、どれだけサプリで栄養を摂っていても、
足の裏の扱いが悪ければすぐにゴワゴワになってしまいます。

毎日のお手入れも欠かさないようにして下さいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

足の角質を取る方法について、角質パックを始めいくつかご紹介しました。
昔は軽石で削ったりして角質を除去していたそうですが、今では本当に便利になりましたね。

本文中でも少し触れましたが、角質パックでは水虫は治療できません
ですが、パックで足の余分な角質を除去した後に水虫薬を塗ると、
そのまま塗るよりも薬の浸透が良くなり、治りが早くなるそうです。

水虫のせいで足の皮がゴワゴワ、しかも薬が効いている気がしないというあなたは、
角質パックをして余計な皮を取ってから薬を塗ってみて下さい。

ただし、パック後に剥がれた角質にも水虫の菌がいますので、後始末には気を付けるようにして下さいね!